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【ワカトビ第9回】これから稼げる鳶になる為に…!

稼げる鳶

好評いただいていた連載「ワカトビ」も9回目。
いよいよ鳶職人に憧れる多くの人が考える「もっと稼ぎたい!」という気持ちに応える
稼ぐための3要件をお伝えします。
これが身につけば自ずと自分の腕で食べていける自立した職人さんへと育っていくことでしょう!

①言われた仕事をきちんと遂行する。
 やれと言われたことを100%こなすのが先輩から信頼を得る第一歩です。「まあいいや」の妥協は禁物。新人の行動は現場皆に見られていると思いましょう。
 最初は不慣れなんだから時間がかかっても仕方がないんです。重要なのは言われたことを言われたとおりにきちんとやること!

②先輩の背中を見て、理解する。
 結局のところ、日当を上げる最も手っ取り早い方法は鳶職人として腕を磨くことでしょう。その為には先輩鳶の技術を見、盗むことは必須となるわけですが、気を付けなければならないのはただ見て真似るだけではなく、どうして先輩はああしているのか、そこでああするのかと、行動の理由を考える癖を付けることです。ただやり方を覚えるだけではなく、技術に対する理解を深めなければ完全に身に付けたとは言えません。

③やる気、熱意を周囲にアピールする。
 自分のやる気、熱意を先輩鳶の皆さんにアピールすることも重要なポイントです。いっそストレートに「稼ぎたいんだ!」なんて所信表明をしてしまってもよいかもしれません。モチベーションが高いというのはそのまま周囲の評価につながります。人一倍バリバリと動くことで、「この新人は見込みがあるな!」「いっちょ仕込んでやるか!」と思ってもらえることでしょう。

・・・ここまで読んでいただいてどんな鳶職人が想像できたでしょうか。
それはズバリ「周囲の人間に信頼してもらえる職人」です。
高額な報酬を貰おうと思ったら「アイツになら任せられる」「あいつに頼めば何とかしてくれる」といった信頼を集められる鳶であることが何よりも重要なんです。
職人にとって周りに信頼されることはとても大切です。信頼できる職人はより大きな現場、重要な役割を任されることが多くなります。そうなれば当然、報酬も上がり稼げる鳶の仲間入りができるでしょう。
ぜひ本記事の3要件を身につけて信頼される鳶職人さんに育ってください!

さて、お送りしていた連載「ワカトビ」も今回の9回目でひとまず終了となります。
鳶職に興味あるけどイマイチ踏み出せない、という方の背中を少しでも押すことができたでしょうか。
外から見るとコワく見えるかもしれませんが、中に入れば意外と暖かいのがこの業界です。
もはや突入している少子高齢化時代。
大企業で歯車になるのもいいですがリストラにあったら再就職が厳しいのも間違いありません。
それよりも若いうちから手に職つけて自立して稼げるようになろうではありませんか。
業界では諸手を挙げて若人の業界参入をお待ちしております!
ぜひお近くの足場会社の門を叩いてみてください!

友達にも鳶の事を教える。

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