突然ですが問題です。鳶に関する資格は多々ありますが、これら資格があると何が出来、何が出来ないのでしょう?
・・・正解は、何も出来ません。例えば「足場の組立て等特別教育」、これを受けていない鳶職人は、そもそも足場に上がることさえ不可能なのです。
建設現場は常に危険と隣り合わせ。特に大規模な現場ともなってくると、何をするにも資格や免許がなければ始まりません。これは逆に言うと、持っている資格が多ければ多いほど、より多くの仕事を任せてもらえるチャンスが増え、給料アップにつながるということにもなります!
そこで今回は、鳶人で過去に掲載した足場関連の資格や、その他土木・建築系資格の紹介記事をまとめてみました!これらに目を通して自分に必要な資格を確認し、スキルアップ、給料アップを目指しましょう!
・鳶以外の職人も目指している! 一人前の職人になるなら持っていたい建築系資格【建築の資格】
まずは土木・建築系資格に関する知識のおさらいです。「特別教育」、「技能講習」「免許」。資格は大きく分けてこの三種類に分かれています。
新人鳶が最初に取れるようになるのがこの「玉掛け」でしょう。レッカー作業には必須のこの資格。大規模現場では大変重宝されることでしょう。
吊り上げ荷重5トン未満の移動式クレーンを運転するための資格。荷台に載せた荷物を積み下ろしするためのクレーンがついたトラック(トラッククレーン)は多くの仕事で使われています。トラッククレーンを扱う会社ならば間違いなく取って損はない資格です。
都道府県知事が実施している技能検定です。この資格を取得することによって『国に認められた鳶職人』を名乗ることが出来るのです。
そして鳶の親方として独立する為には、『とび一級技能士』が必要となります。独立を考えている職人はこの資格を取ることになるでしょう。
鉄骨鳶は必ず取ることになるであろうこの資格。取得することで鉄骨の組み立てにおいて責任者として従事可能になります。「玉掛け」とこの資格、そして次に紹介する「足場主任者」は鳶職に必要な資格「三種の神器」と呼ばれているとかなんとか!
建設現場における足場の組み立て作業において責任者として従事可能になります。つまり、この資格を得て初めて鳶職人は現場で職長を任せてもらえるようになるのです。鳶職人である以上、絶対に無くてはならない資格と言えるでしょう。
以上が鳶職人が取るべき資格一覧となります!この他にも様々な建築系の仕事で役立つ資格を紹介しているので、そちらも併せて載せておきましょう!
友達にも鳶の事を教える。