Look at the sky

(二建横浜営業所の打ち合わせ風景)

どんな仕事も決して妥協させない

有限会社二建の初の関東支店である横浜営業所の責任者として活躍している新屋隆二さん。もう一つの二建を束ねる立場として、下の者を指導するのは欠かせない仕事の一つだ。

(インタビュー前編:お客さん、職人、協力会社の二建流『三方良し』 )

「職人には、とにかく安全第一と教えています。時間がかかろうが安全を最優先。安全を無視した技術はいらない、そう言ってます。朝見送った職人たちが夜普通に帰ってくる。そんな毎日のあたりまえを続けられるようにしなければ。」

とにかく納期に追われ、スピードを求められる昨今の建設業界。その真っただ中にあってなお、新屋さんは時間をかけてでも安全に配慮したクオリティの高い仕事を優先させる。
それはお客様の為でもあり、大切な職人たちを不幸な事故から守るためでもある。

「これは管理の仕事にしても同じことです。段取りはお客さんの要望をしっかり聞きつつ、しんどいところは分散させる。決して『これでええやん!』と思って妥協してはいけない。一人一人のお客さんの気持ちになることが大事だと教えています。」

例えばごく普通の一軒家の仮設工事。会社からしたら数ある仕事の一つだとしても、そのお客さんにとっては一生に一度の大イベントかもしれない。
工事に大きいも小さいもないのだと、常に目の前の仕事に全力を尽くす。それが仕事をくれたお客様へ、共に仕事をしてくれる協力会社へ、そして現場で頑張ってくれる職人たちへの最大のお礼になる。
関わった全ての人に感謝を忘れない、それが二建という会社のポリシーである。

ずっと上を見て、新しいことに挑戦し続ける

Look at the sky

直訳で空を見るという意味になる英文であり、常に向上心を持ち続けていよう、そして新しいことに挑戦し続けようという、二建という会社を語るうえで外せない理念だ。

「二宮社長は、私がまだ若いうちからなんでも任せてくれたんです。頭を使うような難しい仕事もどんどんやらせてもらえて、当時は辛かったけど、そこで色々経験できたおかげで今があると思っています。」

彼は二建という会社の魅力を、「挑戦させてもらえる」ところにあると語る。
若い衆も、ベテランも、向上心さえあれば幾らでも新しいことに挑戦させてくれる環境がある。だから仕事にやりがいを持てるし、自身の成長にも繋がる。そうやって成長していった戦力たちが支えてくれることで、彼らの家である会社もより大きくなっていく。
この好循環を生み出している源こそが、二建に流れる『Look at the sky』の精神なのである。

そして、この言葉は、新屋隆二という人間の半生を語る上でも重要なキーワードとなってくる。

止まらない挑戦と社長への感謝

インタビュー中、新屋さんは「挑戦」という言葉をよく使った。
様々な挑戦をさせてもらえたことで今がある。だから、後から来る若い衆たちにもどんどん挑戦させ、仕事にやりがいを持ってもらい成長を促したい。勿論、彼自身の挑戦もまだまだ終わらない。自身の3年後の展望について聞いてみた時もこう答えていた。

「横浜営業所は出来たばかりで規模もまだまだですが、3年後にはしっかりとさせるつもりです。その上で、何か新しいことにも挑戦して、また別の形で二建に貢献していきたい。下は見ていられない、ずっと上を見ておかないといけません。『Look at the sky』の精神ですよ。」

今まさに大きな挑戦の途中であるにも拘らず、そこで止まることなく更に先を見据える新屋さん。彼の溢れんばかりの熱意は仕事へのやりがい、そして恩人である社長への感謝から来ているようだ。

「社長は本気で叱ってくれるんですよ。実は私、22の時に父親を亡くしていて、そんな私にとって、道を反れたり調子に乗った時、本気で叱って道を正してくれる二宮社長はもう一人の親父みたいな存在なんです。
新しい世界を見せてくれて、叱るべき時に叱ってくれる。まっとうに生きていけたのも社長のおかげだと思ってます。ほんまに感謝してます。」

社長は自分にとって父親代わり・・・そう語る新屋さんの声からは照れたりする様子はみじんもなく、寧ろそのことを誇らしく思っているようにすら感じた。
この一幕だけでも、筆者は新屋さんの人柄、そして彼の愛する二建という会社の暖かい雰囲気が伝わってくるようだった。

社会人にとって必要なもの

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社会人として日々の仕事をこなし続けることは非常に大切なことだ。しかし、ただ毎日同じことを繰り返しているだけでは、自分も、会社も次のステップへ進むことは出来ない。
インタビュー冒頭でも語った社会人にとって仕事以上に忘れてはいけない大切なこと、それは「挑戦」なのではないか。

普段よりもワンランク上の難しい仕事に挑戦する。これまでやったことのない仕事に挑戦する。仕事外でも資格や趣味など新しいことに挑戦する・・・そうやって、自分を高め、常に一歩先の道を見て進み続けることこそが、社会人にとって最も必要な要素なのではないか・・・筆者は新屋隆二という人間と出会い、そう思わされた。

それでは最後に、彼にとって「足場鳶」とはどのようなものなのかを聞いてみた。彼の返答を以て、このインタビューを〆たいと思う。

「なくてはならない、やりがいのある仕事ですね。足場はいろんな種類があり、非常に奥が深い仕事です。しんどいですが、それ以上のやりがいがあります。
興味があるなら是非この世界に入って、やりがいを見つけて欲しいです。二建は、それを全面的にサポートします。」

友達にも鳶の事を教える。

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