鳶人TOP > THE 鳶~鳶のすべて

【連載コラム第11回】日本の国技”相撲”から学ぶ伝統的トレーニング!

日本の国技"相撲"

鳶職人の肉体改造計画を目的とした連載コラムも11回目!今回は一見風変わりな?トレーニングをご紹介!風変わりといっても、あの日本の国技”相撲”の世界ではスタンダードな”あの”トレーニング。インナーマッスル(体幹)を効率的に鍛える優秀なトレーニングなのです。

全国の鳶職人のみなさんこんにちは!連載コラム第11回がやってきました!今回は、ちょっと古風なトレーニングを紹介したいと思います。
それは【四股踏みトレーニング】!!
あれ?それってお相撲さんがやるやつ…?とお思いの方、そうです!その四股踏みです。笑
四股踏みってなんか、日本昔ばなしのエンディングっぽいというか、ちょっと滑稽な感じもまあ否めないのですが…
これがこれが、なんとも優秀なトレーニング方法なのです。
鳶職人も伝統的な職業という側面もありますから、相撲ともまあ近からず遠からず!(強引ですかね笑)

—-四股踏みってそもそもなんぞな??—-
単刀直入に言うとお相撲さんが毎回土俵で行っているやつです。ズシ〜ン!!みたいな。
(ドラクエとかFFで言うと、打撃系重視の攻撃してくるモンスターもやってるイメージですよね)
また、四股には基本中の基本が詰まっていると言われているそうで、四股が上手に踏めるようになるまで他の練習はしないとも言われているそう。四股が綺麗な力士は”デキる力士”とも言われてるそうですよ。
お相撲さんの強靭な肉体、強く靭やかな軸を作り上げているのが四股。それはそれは筋トレの役に立ちそうではありませんか!

—-四股踏みの効能—-

四股は股関節を柔らかくするストレッチであり、股関節周囲のインナーマッスルを鍛え、強く靭やかな身体の軸を作ります。
地味に腹筋も使いますし、ハムストリングス(太腿裏の大きな筋肉)や大殿筋(おしり)、大腿四頭筋(太腿の表側)を鍛えることができます。
そして、そんなに多くない回数でも地味にけっこう効果を実感します。10回くらいやるだけでプルプルしてきます。笑
場所も使わず手っ取り早いとも言えますね。

—-四股踏みのやり方—-
まずは基本姿勢の腰割りの姿勢を取ります。腰割りの姿勢の作り方は以下の通り。

1.足は肩幅より広め。つま先を外へ向ける
2.背筋を伸ばす。
3.そのままお尻を垂直に下ろす
4.足首、膝、股関節の角度は90度になるようにする
5.右側へ重心を寄せる。
6.体幹も右へ倒し、左足が浮くまで重心を右へ寄せる。
7.右の足首・膝・股関節が一直線になるように左足をあげる。
8.2秒ほどキープし、戻す。
9.反対も同じように行う。

【1〜4は基本姿勢として、5〜8を繰り返す】という感じです。

K1等でも名前を聞く実戦カラテでも知られる極真空手でもトレーニングとして行われているそうですよ!

これを見ると、やり方もよくわかりますね。
ちなみに、女性向けのファッション誌やライフスタイル誌のダイエットエクササイズ特集でも四股踏みトレーニングがレコメンドされているそうで、中には◯センチのウエストダウンできた!なんて記事もあったりします。
幅広い層に受け入れられている万能トレーニングの証拠ですね。

—-まとめ—-

いかがだったでしょうか!?
なんだか四股踏みトレーニング、ニッカボッカにも合いそうな気がしてきませんか?笑
こういうインナーマッスル系のトレーニングは、あれ?なんか最近疲れやすくなったなあ…?という鳶職人さんには特にオススメのトレーニングです。全開ご紹介したサーキットトレーニングの中に組み込むのもいいかもしれないですね!
それではみなさんこの辺で!

友達にも鳶の事を教える。

新着足場鳶求人

関連記事