今回紹介するカコトビさんは、通商産業省の役人さんから鳶になり、更にはデザイナーへ次々と転身を遂げた方です。現在に至るまで多くの職業を渡り歩いた彼ですが、その仕事選びにはある共通点が見えてきました。それでは早速紹介していきましょう!
家具デザイナー/建築家 北田 たくみ
(出典:http://www.aimhousetimes.com/interview/mytown/vol29.html)
北田 たくみさんは1958年(昭和33年)3月13日 生まれの58歳。岩手県盛岡市出身で、現在は建築家・家具デザイナー・株式会社「のるすく」代表取締役社長とマルチな方向に才能を発揮されている方です。これらの活動を総称し、「空間デザイナー」としてデザイン業界で活躍する彼は、メディアなどにもたびたび取り上げられています。また、デザイナーとしてだけでなく同時に作家としての顔もあるというのだから、本当に何でも出来てしまう方なんですね・・・笑
彼の経歴で注目すべきは、もともと通商産業省(現在でいうところの経済産業省)に勤めていたということでしょう。最初お役人さんとして働いていた彼は、通産省を退省した後、様々な分野の仕事を渡り歩きますが、その中の一つが鳶職人でした。ここでの経験を経た後、彼は建築家としての一歩を踏み出したのです。
ちなみに、北田さんが鳶以外に経験した仕事は劇画脚本家、ミュージシャン、ライブハウスオーナー等々・・・こうしてみると、クリエイティブな仕事、あるいはそれに関する仕事の割合が高いです。このラインナップの中に鳶が含まれているのはつまり、鳶という仕事がただの肉体労働ではなく、頭を使い、計算し、想像力を働かせなければならないものだということの証明なのではないでしょうか。
今回紹介した【北田 たくみ】さんの関連情報はこちら!
・北田さんインタビュー
(http://www.aimhousetimes.com/interview/mytown/vol29.html)
・株式会社『のるすく』ホームページ
(http://norsk.jp/)
友達にも鳶の事を教える。