始めまして、元鳶職人のライター、eiと申します。
高卒で鳶職人を始めて15年以上、バリバリに頑張っていたのですが寄る年波には勝てず最近は若手のサポートや事務仕事が多くなっています。
さて、鳶職人だけでなく看護師さんや介護職、いわゆる「現場系」と言われる職業の方々は日々肉体を酷使しているわけですが、共通する悩みは腰痛なのではないでしょうか。
私たち鳶職人は腰痛との戦いといっても過言ではありません。
重いものを抱えて持ち上げることが日常業務のほとんどを占める以上、多くの職人が腰を悪化させるのは必然といえましょう。私もそうでした。
若手からの「腰をやっちゃった」という連絡には何とも言えないものがあります。
私の経験上、一番効くアドバイスは「必ず膝を曲げて重いものを持ち上げる」です。
腰・背筋の力で重量物を持ち上げるのは腰へのダメージが蓄積していきます。絶対にやめましょう。(といってもそれが無理な時もあるんですよね…)
で、そんな腰痛と戦ってきた私が「経験上これは良かった」という腰サポーター情報をランキング形式でご紹介します。
5位 お医者さんのコルセット プレミアム仕様 L-LL
初めて腰を痛めた時に頼ったのがこれでした。
とにかく腰痛を緩和したいと思い「日本整形外科学会専門医と共同開発」という文字に惹かれ購入しました。
たくさんベルトがあるので骨盤を引き締めてくれつつも緩めたいところは緩めてくれるので大変助かりました。
腰を固定することを重視しており、とにかく腰の痛みが酷い人にお勧めできる商品です。
4位 中山式 腰椎医学 コルセット 標準タイプ Lサイズ 腰回り 80~100cm
(詳しい商品情報は楽天市場のこちらのページまで!)
「お医者さんのコルセット」は大変良かったのですが、現場仕事⇒汗⇒洗濯をヘビーに繰り返していたらだいぶよれてしまい、もう少し安いのでいいものはないかと楽天市場を漁っていて出会ったのがこれでした。
もともと”中山式”の名前は知っており何となくツボ・腰痛関係のブランドというイメージでした。
レビュー評価も高く値段も「お医者さんのコルセット」の半額程度ということで購入。効果はほぼ変わらなかったものの、現場のヘビーローテーションに耐え切れず次を探すようになりました。
腰痛への効果は大変高かったので、毎日洗濯という特殊な環境でなければもっと高評価です。
第3位 プライム 骨骨先生の新腰用サポートベルト
(詳細情報は『楽天市場』のこちらのページまで!)
30代に入ってからしばらくして、恐らく生きていて一番腰が辛かったであろう時期がありました。その時に頼らせてもらったのがこちらの「骨骨先生」です。
このサポートベルトはとにかく効きました。しっかりと腰を固定してくれるだけでなく、内部に装着された永久磁石による磁気治療効果で装着部位のコリおよび血行の改善をしてくれるこの商品は、付けて作業をすれば痛みがほとんど気にならないレベルでした。更に薄くて軽くて蒸れにくい、とまさに万能選手に思えたのですが・・・ひとつだけ欠点が。
これは4位以下にも言えるのですが、つけていると動きにくいです。
腰を固定するというサポートの仕様上しょうがないと言えばしょうがないのですが、工期が迫り、一分一秒を争う状況になった現場では、このベルトが拘束具のように感じ、うっとおしく思ったものでした。(かといって外してしまうと今度はまともに動けなくなってしまうのですが・・・。)
第2位 (ミズノ)MIZUNO 腰部骨盤ベルト
(詳細情報は『楽天市場』のこちらのページまで!)
ここまでの経験を踏まえ、「骨骨先生」からはただ効きがいいだけでなく、つけた状態での作業のしやすさを重視して腰サポートを探しました。そして出会ったのがこの商品です。
この商品はベルトタイプになっており、特に痛みが強い部分を集中的に締めることが出来ます。装着や取り外しが簡単で作業中に支障をきたすこともなく、接触面が少ないので夏場もほとんど蒸れることはありませんでした。腰サポートしての性能も十分で、単純な作業のしやすさだけ見ればこの商品が一番と言っていいでしょう。
第1位 ザムスト(ZAMST) ZW-5 腰サポーター
(詳細情報は『楽天市場』のこちらのページまで!)
そんなMIZUNOの腰部骨盤ベルトの一つ前に使用していたのがこの商品です。どちらを一位に置くかは正直言って非常に悩んだのですが、「腰部骨盤ベルト」とほとんど劣らない動きやすさを維持しつつ、「腰部骨盤ベルト」以上のサポート性能を誇る総合力の高さと、プライベートで利用していても違和感のない薄さ、お手軽さが勝因となりました。(骨盤ベルトはちょっとごついです。)
実は私、現在もこちらの商品を愛用しています。現場から営業所での事務仕事、休日の外出までお世話になりっぱなしです。
さて、過去私がお世話になってきた腰サポーターを紹介してきましたが、これらが皆さんのサポーター選びのお役に立てれば幸いです。
最後に私の若手へのアドバイスをもう一つ紹介しておきますね。
「痛くなる前にサポーター」
突然のぎっくり腰もありますが、私たち現場仕事の人間の腰痛は蓄積からの発症が殆どだと感じています。
若いからまだ大丈夫、ではなく、予防のためのサポーターをぜひ導入ください。
とはいえ、腰痛にならないとこのページにもたどり着かないんですよね。
ぜひ腰痛知らずの若い人にも、予防という観点でサポーターをお勧めいただければと思います!
友達にも鳶の事を教える。