鳶職ってクルマを運転することって結構ないですか?
解体や土木を一緒にやっているようなところだと、ダンプ、クレーンなんかを使うこともありますよね。
そんな時注意してほしいのが、最近、厳しくなっている飲酒運転の取締りです。
職人で酒好きって人、割と多いと思います。前の晩に宴会なんかやった翌朝、
「もう酒は抜けているから大丈夫!」と思って運転していたら、アルコール一斉チェックに止められて、
「はい飲酒運転ですね。」
まさかの判定に「ええええええ!???」なんて例も。
ここで素朴な疑問だけど、酒ってどのぐらい時間が経ったら抜けるの?
アルコールの量と飲酒運転に引っかかるレベルについてまとめてみました。
ビール2本で一晩以上!意外と時間がかかるアルコール代謝
アルコールを摂取して飲んでから体からアルコールが完全に抜けるにはどのくらい時間がかかるのでしょうか ?
缶ビール1本で2~3時間
缶ビール2本なら4から6時間
中ジョッキのビールを一本飲んだらおよそ3時間
一晩寝たから大丈夫!と思っても、しっかり二日酔で飲酒運転になってしまうことがある、ということですね。
体内に残るアルコールの量は体重に比例します。 こちらのアルコール計算機で、自分の場合を日ごろから把握しておきましょう
呼気中アルコール濃度0.15mg以上であれば「酒気帯び運転」0.25mg以上だと、「酒酔い運転」になります。
「何を飲んだか覚えてない!」というほどの深酒をした翌朝は、絶対残ってる!と思って間違いないでしょう。
「深酒した後でも水をたくさん飲めば大丈夫!」は都市伝説
ちょくちょく宴会などお酒の席が多い人の中では、
「深酒しても、その後水をたくさん飲めば、アルコールが早く抜けるよ!」
という話を聞いたことはないでしょうか。
実際飲酒運転で捕まりそうになった時、友達にペットボトルの大量の水を持ってきてもらってがぶ飲みした
・・・なんて逮捕逃れをする人も多いみたいですね。
では実際、「水をたくさん飲めばアルコールが早く抜けるのか?」と言うと、医学的にはコレ、全然効果がないそうです。
体内に取り込まれたアルコールは90%が肝臓で分解され、汗や呼吸、尿などで水分と一緒に排出されるのは全体のわずか10%足らず。
水をたくさん飲んだから、と言って排出量が急激に増えることはないとのこと。
アルコールを急速に体から追い出す方法というのは今のところはありません。
予防するか、飲んだ量から時間計算して、飲酒運転にならないように気をつけましょう!
友達にも鳶の事を教える。