なんだか熱っぽい、のどが痛い・・・
軽い風邪かと思ってほっといたら、首のリンパ腺が腫れた!脚のつけ根が痛くなって腫れた!
病院に行ったら、
「猫に引っ掛かれたりしてませんか?」だと!?
現場の野良猫が原因?この時期に注意しておきたい「猫ひっかき病」をまとめます。
6月は猫の出産ラッシュシーズン
建設現場は野良犬、野良猫の隠れ家にぴったりな環境。
雨避けシートをかけた資材置き場や事務所の足場倉庫など、雨風しのげて人通りの少ない場所には、いつのまにか野良猫、野良犬が住み着いてしまいやすいようです。
特に6月は野良猫の出産ラッシュシーズン!子猫を産んだ母猫は気が立っているため、近づくと大変危険!
気付かずうっかり住み処に近づいてしまい飛び出してきた親猫に引っ掛かれてしまったり、子猫をからかっていて、怒った親猫に攻撃されるなど、アクシデントが起きる恐れがあるのです。
猫にひっかかれるとリンパ腺炎を起こす可能性大!
「猫だろ?ツバつけとけば平気だって!」なーんて甘くみていると、後で大変なことになる危険が!
猫にひっかかれたあと、しばらく経ってから、微熱やのどの痛み、そして首や脚のつけ根(そけい部)のリンパ腺が腫れて、痛む症状が起きることがあります。
病院に行っても「なんだか原因不明のリンパ腺炎」と言われたりして、とりあえず、抗生物質を飲んで!なんて言われたりして。
微熱、のどやリンパ腺の腫れと痛み…これって、猫ひっかき病の代表的症状。ちょっとスルドいお医者さんだと、
「最近、猫にひっかかれてないですか?」と聞いてくるかもしれません。
猫ひっかき病は、猫の爪に付着した細菌などが、引っ掛かれることで人体に入っておきる病気です。
上半身を引っ掛かれると、首や耳の下のリンパ腺、ふとももやふくらはぎをやられると、そけい部のリンパ腺が腫れて痛むことが多いそうです。
炎症といっしょに微熱が出るので。風邪だと思い込んで放置してしまいがちのようです。
治療は抗生物質で良くなる軽い病気
猫ひっかき病は抗生物質の治療で治る病気で、薬を飲めば比較的短期間で症状は改善されます。命にかかわる怖い病気ではありません。
症状が軽い場合は、治療をしなくても自然に治ってしまうので、薬を出されない場合もあるようです。
とはいえ、リンパ腺の腫れが続く間は痛みもあります。
また、他の病気が隠れている可能性もなくはありません。腫れが収まらないようなら、早めに病院を受診する方が良いでしょう。
友達にも鳶の事を教える。