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背中が痛くて動けない!突然起きる痛みの正体を追え!

何気なく歩いている時、軽いものを持っていてちょっと体を捻った拍子に・・・

背中にビキビキっ!

急激な激痛が走った!と思ったら、その後ずーっと、なんだか背中が痛い!
ちょっと動かしても「いてえっ!!」って思わず悲鳴が上がるぐらい、痛い!・・・こんな症状、もしかしたら?

意外な背中の痛みトラブルについてお伝えします。

経験ありませんか?突然の背中の痛み

まずはセルフチェック!こんな症状ありませんか?

・背中に突然ビキビキッと激痛

・背中や肩の筋が攣ったような感じ

・腰をひねる、傾けるなど、一定の動作で体を傾けたとき強い痛みがある

・深呼吸すると背中や肋骨に痛みが起こる

・痛いのは背中がメインで、たまに息を大きくすると肋骨に、響くときもある。

・軽く跳びはねても響くことはないのに、捻ると痛い。

症状は前触れがなく、本当にいきなり、突然に起こります。
ヒドい人になると、立って歩けない、息をするだけで痛む、なんて場合もあるようです。

これ、ギックリ背中といわれる、背筋のトラブルかもしれません。

なぜ起こる?ギックリ背中のメカニズム

「ギックリ?俺、腰はだいじょーぶ。痛いのは背中なんで。」

ハイ、「ギックリ」って聞くと、一般的イメージは「ぎっくり腰=椎間板ヘルニア」だと思います。
これは、腰の骨と骨の間にある軟骨(椎間板)が変形して神経を圧迫して炎症がおきるもので、言い換えると「骨が原因」ですね。

ギックリ背中の方は、名前は似てるんだけど、「筋肉が原因」です。つまり、全くのベツモノになります。

ギックリ背中は、背筋が縮こまっている状態のまま引っ張られてしまい、損傷して起こります。
損傷といっても大げさなものではなく、筋線維や筋肉を覆っている筋膜の一部が小さな断裂を起こして痛む「肉離れの極小版」のようなものだと言われています。
ちょっと変な恰好でモノを拾ったり、動作中に咄嗟のトラブルに対処しようと瞬発的な動きをした拍子に起りやすい傾向があります。

ギックリ背中という呼び名も、正式な病名ではなく、ぎっくり腰に症状が似ているけれど、部位が違うことから呼びならわされているものです。
ごく微細と言っても、肉離れの状態になるので、程度によっては炎症も起きたり、症状が長引いたりすることもあります。

冬に多発!普段のストレッチ不足も要因に

ギックリ背中が起こりやすいのは冬場。筋肉が縮こまりやすく、運動不足が起こりがちな季節だからという説もあるそうです。
また、日ごろストレッチをする習慣がない人も要注意なんだとか。急な運動の拍子に発生することが多いことでもうなずけますね。

一旦なってしまうと厄介なギックリ背中、起きてしまった場合の有効な治療法については、また、別記事でご案内します。

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