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市民税のトクソクジョー!?会社を辞めてから払う税金とは?その①

オイ!?市民税10万のトクソクジョーってなんだよ!?

市役所の封筒が家に届いた。開封してみてビックリ!

「市民税の納付がされていません。至急ご納付ください。お問い合わせは市民税課まで。」

なんで?なんで???10万もいきなり払えるワケねーだろっ!?そもそも、どっから湧いて出たんだ、コレ?
身に覚えのない請求に「詐欺なのか?イヤ、でも、市役所だし???」って、ワケワカメ、イミフ、ダイコンラン!!
市役所に出向いて「払ってもらうしかない」のダブルパーンチ!!

でもね、これ、高額所得者の鳶職人だとありうることなんですよ。
今、こんな状況で焦っている職人&新人親方に贈る「市民税の手引き」見ていきましょう。

なぜいきなりのトクソクジョー?請求されるにはワケがある

突然の督促状が届くとびっくりしますよね。でも、督促状っていきなり来るもんじゃないんで、おそらくこれまでも、何度も「払ってくださいね」「遅れてますよ」って手紙そのものは届いていたんだと思います。

「こんなん知らねえし!」ってバックレ決め込んでて放置プレイしてたんじゃないかと思います。もしかしたら、長期出張なんかで気づかなかった可能性もなくもないかも。
まあ、仕事に就いて収入が上がるようになれば絶対請求されるのが税金なんで、市民税の納付を請求されるってことは払ってないことには間違いないんです。

「は?仕事してから何年も市民税なんか請求されてねーし。そんなん、払った覚えさえねーんだけど?ざけんじゃねぇぞなめてんのかコラー!」

まあまあ落ち着いて・・・これはですね、理由があるんです。

前年退職してませんか?特別徴収と普通徴収の違い

確定

えーとですね、直接払ってないだけで、納付はしてたんですよ、これまでは。
もしかして、去年退職してませんか?

つまり、前年まで会社勤務していて給与で生活していた人は、市民税も源泉徴収税も全部を会社がまとめて払ってくれていたんだと思います。
会社がアナタに払う給料から天引きして、一旦預かっておき、まとめて払うかたち。
これを「特別徴収」といって、サラリーマンの人は基本、この形になっていたと思われます。

でも、会社を辞めて一人親方でワタリなんかを始めると、今度は個人事業主として、全ての税金関係は自分で手続きしなければならなくなります。
市民税も普通徴収といって、自分で納付書を使って払う形に変更されるんです。

年末調整を受けてないかも?確定申告をやり直せば税額が下がる可能性も!

「それにしたって、10万って高すぎでしょ!」とプリプリしている新人親方、もしかして、去年12月の年末調整をうけなかったりしませんか?
あるいは、転職を2回以上やってたり、引っ越しやワタリで源泉徴収票をもらってなかったりして、確定申告もやってないとか。

年末調整や確定申告は1年間の正確な「所得」を決める大事な手続き。
ほとんどのサラリーマンって、実は所得税をちょっと多めに天引きされているんで、年末調整では戻ってくる人がほとんどなんです。

年末調整、または、確定申告をやってないと、税金の計算は実際よりも高めになってしまう上、払い過ぎた税金も戻ってこない状況になります。
どちらもやってない人は、確定申告をすると市民税も安くなる可能性はあります。

市民税の督促状を受け取ったら、まずは、年末調整または確定申告をしたかどうかを市役所の市民税課で聞いてみましょう。

友達にも鳶の事を教える。

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