2019年の年明け早々日本海側の各地で大雪の気配が・・・
ゲリラ豪雨の冬版、ありえないほどの歴史的豪雪がここのところ日本列島を定期的に襲っている感じがしますね。
今度の年末年始も大雪になりそうな中、ニュースでタイヤチェーン装着義務化の見出しを見かけて、えええ???っと頭を悩ませていませんか?
色々な不安が聞かれますね。急な大雪予報を見て慌てることがないように、改正の内容を確認しておきましょう。
チェーン規制義務化が行われるのは特定の区間だけ
カー用品店なんかでもセールを組んだりして、なんだかチェーンを新しく買わなきゃまずいみたいだなーってどこでもチェーンを履かないとまずいのかなと誤解している方かなり多いようです。
まずはご心配なく!義務化されるのはごく特定の一部だけで、全国共通一般道を全てということではありません。
対象となるのは国道と高速道路13箇所となっています。
急な下り坂など、過去にスリップ事故が発生した場所が主に対象になっているようで、チェーン装着が発令されると、チェーン装着区間の出入り口には装着しているかどうかをチェックする検問も設けられて、未装着車の運行は禁止されることになっています。結構厳しいですね。
ノーマルタイヤでは登れない!積雪・凍結による立往生を予防せよ!
普段、めったに雪が降らない地域に住んでいる人には、「チェーン規制なんて大げさ・・・・」と感じる職人もいるかもしれません。
しかし!侮るなかれ!!たかが雪、と甘く見ていると大変な目にあう可能性があります。
こちらはJAFが行った降雪時のタイヤ条件別、登坂力テストの様子です。
緊急用で使われるスプレーチェーンなどでは全く歯が立たないのが、はっきりわかりますね。
昔ながらの金属チェーンでも、最近主流になりつつある非金属チェーンでも、チェーン装着しているだけで、滑り止め効果が協力にUPするのがわかります。
登りも怖いですが、これが下り坂だと、コントロールを失って道の外へ飛び出してしまう大事故を起こしかねません。
「滑らぬ先のチェーン装着」がベターですね。
スタッドレスを履いていてもチェーンは必要?
普段から雪の多い地域にお住いの職人は、マイカーもとっくにスタッドレスに履き替えていることと思われます。
「もう、冬タイヤにしてあるからだいじょうぶ!」と安心するのはちと早い!?
行先と天候によっては、唐突にチェーン規制にぶち当たる可能性がないわけではないからです。
遠出をする可能性がある場合は、まず、チェーン規制が行われる場所や、高速道路を利用するかをチェックしておきましょう。
安心のためにはチェーンを用意しておくのが確実といえそうです。
友達にも鳶の事を教える。