鳶ならぜひ、持っておきたいのが玉掛けの資格
18歳以上から挑戦できる、実務経験がなくても受講できる、など、これまで仕事関係の資格を持っていなかった人も「取っておくとメリットありそう」なオススメ資格の一つです。
「挑戦はいいけどよ、簡単に受からなくて、何度も試験を受け直すとかは嫌だなぁ。」
「ムズカシイ勉強を、何カ月も続けるのはシゴトに響くから勘弁してほしい。」
「1回受けるだけで、えらく費用がかかるようなら、止めておきたい。道具に金を回したいから。」
うんうん、そういうところ気になりますよね。
以前の記事に続いて今回は、玉掛け資格の講義や難易度についてまとめます。
玉掛け技能講習ではどんな勉強をするの?
玉掛け技能講習を受けてみたいけど、仕事の合間を縫って何日も時間が作れない、とか、何時間もずーーーーっと座って勉強するのは、ぶっちゃけ「ツライ!!」ってな心配もありますよね。
玉掛け技能講習の大きな特徴は「早く取れる資格」というところ。実質の受講時間は最長で三日間で終ります。
更に、講義は学科と実技に分かれていますから、3日みっちり座りっぱなし、ということはありません。
「短いのはありがたい。でもな、あんまりコムズカシイとついていけねーんじゃ・・・。」
はい、では、実際に勉強する内容を見てみましょう!
学科では
・クレーンに関する知識
・クレーンの玉掛けに必要な力学の知識
・玉掛けの方法
・玉掛けに関係する法令
について学びます。
講義全体では、学科の方が時間が長くて、約11時間かかります。
特に「玉掛けの方法」については、およそ7時間かけて勉強します。
長いように感じますが、1日当たりに平均すると5.5時間、仕事よりは短いです。
実技では
・玉掛けの実技
・クレーン運転の合図
の2つについて教えてもらいます。
こちらは、玉掛け実技だけで6時間実技を行い、クレーン運転の合図は1時間の実技になります。
1日ひたすら実技、実技、ということになるので、実技は受講の山場といえそうです。
気になる玉掛けの受講にかかる費用と難易度・受講日は?
「けど、ぶっちゃけいくらかかるの?」これは気になりますよね。
玉掛けの技能講習に係る試験費用は2万円前後です。
国家資格として考えた場合は安い方だと思います
建設系の資格試験の中でも、玉掛け技能講習は難易度がそんなに高くなく、落ちる人のほうが少ないと言われています。
日ごろの仕事で、知らず知らず身についている感覚が役立つのか、完全未経験だとすこし大変なようです。
安全に関する技能ですから、しっかり学ぶことは大切なので、1度目は上手く行かなくても損はしないと考えましょう。
受講は平日ばかりでなく、土日に実施されるケースもあります。
シゴトに影響出さずに資格を取れるのでありがたいですよね。
人数がまとまったら、職場から講座を申し込んで受講できるところもあるようです。
友達にも鳶の事を教える。