新型コロナウイルスの影響で マスクの品薄状態が続いています
医療機関からの盗難事件まで起きているとかで、店頭販売は開店5分で売り切れてしまうとか。
何と言っても困るのが、すでにシーズンが始まっている花粉症対策ですね。
アレルギー傾向の人からすれば、マスクなしでは仕事にもならないし、それだけでやっかいなもの。
鳶の職場は青空天井!地上よりも高い位置で、より多くの花粉を浴びてしまう場所。
鳶職人としては、マスクなしではとてもやってられない!ということで、一部の接客業や警備会社では、女子社員がせっせとマスクを縫って渡す・・・なんてことまで起きているんだとか。
マスク縫ってくれる彼女もいない!嫁もいない!そんな行き詰まり感満載のお悩みを打開する方法をご提案!!
誰でも一発ですぐに準備できる、ごく簡単なインスタントマスクについてご紹介します。
レトロ感とオシャレがコラボしたハンカチマスク
こちらは、やや目の粗い、風通しの良いハンカチなどを使って作る簡単なマスクです。
安全ピンと輪ゴムを使って作られていますが、このゴムの部分を100均などでも入手できる、市販の平ゴムに変えてもいいですね。
マスク専用のゴムは100円均一などでも入手が困難ですから、柔らかめの帽子用ゴムなどで代用してもいいでしょう。
折りたたんでゴムを通し、安全ピンで留める。それだけで簡単に完成できます。安全ピンが顔に当たらないよう、生地の内側に隠れる場所に折り込んで止めると、着用感が快適でいいですね。
たたんで1分!超簡単なハンカチマスク
こちらは折りたたんだ末端の部分を重ね合わせることで、滑り止め効果を出させたタイプです。このマスクは元々は明治から昭和時代にかけて ナースの皆さんが利用していたさらしの簡易マスクとを発展させたものだとか。
職人のように激しく動く場合は、あんまり向いてないかもしれないですけど、元祖はこんな感じだったということが分かると思います。ヨメ鳶やチビ鳶たちなら、こんな方法でも急場しのぎはできるかもしれないですね。
ウイルス対策には手作りマスクでは不十分か?
「新型コロナウイルスは、手作りマスクでは大した防除効果がない」という意見も多数ありますね。
市販されている不織布のマスクも、実はウイルスをブロックすることはできません。フィルター内蔵のものであっても、不織布だけより効果が少し高くなる、という程度のことで、マスクに一番期待できるのは、実は飛沫感染など、「他人にうつさない」効果なんです。
何より花粉症対策としては、ガーゼのマスクでも十分な機能はありますから、何もしていない状態よりははるかに効果的です。
快適なシゴトのために、マスク不足を身近なもので解消して、快適環境で働きたいですね。今日もご安全に!
友達にも鳶の事を教える。