新型コロナウイルスの猛威が拡大傾向ですね
東京オリンピックのリレーの延期、国民的コメディアン志村けんさんの急死など、じわじわと深刻度が高まっていく感じです。
患者発生数が一番多い東京都内では「どこから感染したのかがわからない」という、感染経路の不明な患者さんが増えています。
これは、私たちもどこで新型コロナウイルスに接触するかわからないと言った、危機感が強まっていると思います。
高齢者が重篤化するというイメージの強い新型コロナウイルスですが、若くても亡くなっている方はゼロではありません。
ですから、体が資本で元気のいい鳶職人だからといって、他人ごとと甘く考えないほうがよさそうです。
怖いコロナウイルス感染症は、かかってしまうと大変!だから、
ウイルスを排除するのに効果的な消毒方法
を知り、より安全な環境を整備する方法についてまとめました。
オフィスや作業所休憩所の消毒マストポイントの見分け方は?
鳶職人もオフィスや休憩所などで、他の職人と一緒に休憩で飲食したり、打ち合わせをしたりすることはありますね。
新型コロナウイルスは、ウイルスが手に付着したウイルスが口、目などから体内に入ることで発症します。
だから感染拡大を食い止めるのにまずウイルスが人の手や粘膜に触れないことが最重要です。
ですから、会社内の不特定多数が触れる場所は消毒ポイントになります。
事務所ごとに事情は違うとは思われますが、
・トイレ
・キッチン
・洗面所
は、確実に消毒してほしい場所です。手すり・扉の取手・蛇口などツルツルした場所はウィルスが長く生き残ることが判明しています。
マイクロファイバークロスにスプレーで消毒液を吹き付けて拭き掃除をし自然乾燥させると良いでしょう。
この他、会社の状況によって
・更衣室やシャワルーム(浴室)
・資材置き場
・仮設の現場事務所や休憩室
など、職人たちや事務員さんが出入りする場所で「人が手を触れる恐れのある個所」は、屋外や仮設であっても除菌の対象に含めておくと安心でしょう。
消毒液の次亜塩素酸ナトリウムとは?
「消毒用のアルコールがない!焼酎で消毒はできる?」「除菌スプレーが売り切れた!どうしたらいい?」
など消毒液関係の品薄もよくニュースになっています。
有識者の話によると
次亜塩素酸ナトリウム
が、手に入りやすく最強だといわれています。
次亜塩酸ナトリウムは家庭用の塩素漂白剤の主成分ですから、ハイターなどを薄めて自宅で簡単に漂白剤を作ることができるそうです。
厚生労働省の「新型コロナウイルスに関するQ & A」でも
”ドアの取っ手やノブ、ベッド柵など共用部分は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、濃度が0.05%(製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25ml)になるように調整して下さい。”
(出典:『新型コロナウイルス感染症の予防法(厚生労働省)』)
と、説明してくれています。
次亜鉛酸ナトリウムには漂白作用があります。ですから色落ちの恐れがある場所にはあまり向いていません。
家具や建具などに使用するときは吹き付けた後必ず乾拭きをするようにとのことです。
新型コロナウイルス対策をしっかりとることで、健康をキープしましょう。今日もご安全に!
友達にも鳶の事を教える。