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【意外な鳶の仕事】橋の点検整備も鳶が活躍!!

人々の生活に欠かせない「橋」

河川を渡る橋だけではありません。
陸橋など線路をまたいだり、道路をまたいだり、高速道路なんかは全体が大きな橋みたいなもんです。

今回紹介する橋梁鳶はそんな橋のスペシャリスト。
彼らは橋の「その後」も深く関わりがあります。その活躍ぶりをみてみましょう。

橋梁鳶・橋梁特殊工はこんな仕事

橋梁鳶は、鳶職人のなかでも橋だけを専門的に扱う鳶職人です。

街中でよく見かけるのは、同じ鳶職人でも、足場を専門にしている足場鳶や、鉄骨の組立を専門にしている重量鳶がほとんど。
それだけに、橋梁鳶は普段なかなかお目にかかれない珍しい存在です。

橋の建設はコンクリート工や土木の分野を必要にすることもあるため、橋梁特殊工と呼ばれることもあります。
そんな橋梁特殊工を紹介している動画をご紹介しましょう。

(出典:『BUILD OITA #02 橋梁特殊工(web編)』)

大分県で活躍中の橋梁特殊工のインタビュー動画です。若いですね~、鳶職人は平均年齢が若いことでも有名なのですが、元気なワカトビたちが活躍してくれていることは、とっても嬉しいことです。

大きな橋が完成するまでは、たくさんの工程を正確にこなしていかなければならず、巨大な建造物をさ支える繊細な技術が求められます。
でっかい物をつくりたい人にはたまらない魅力がありそうです。

東京ゲートブリッジで活躍する橋梁鳶たちの雄姿!

直径2.2㎝のボルトを2万本を、2.4㎝のボルト穴にオサめる技術!誤差2mmの世界を見事に完成させる漢たちの活躍をぜひ、ご覧ください。

(出典:『奇跡の地球物語 東京ゲートブリッジ Tokyo Gate Bridge 2』)

2分50秒あたりからの「オサメ」の動画は何度みても感動できそうです!

作るだけじゃない!メンテナンスでも橋梁鳶が活躍!

一度完成したらおしまい、じゃないのが巨大建造物の運命。
供用開始された以降も安全に利用できるよう、常に点検やメンテナンスを行っていかなければなりません。
それには建設した時と同様、いや、それ以上に橋梁鳶たち専門職の知恵と努力が傾けられているといっても過言ではないでしょう。

完成した橋をささえる橋げたや支柱の点検は、作る時以上に危険を伴う仕事場といえます。なにせ、建設時にあった足場はすべて撤去された状態。むき出しの絶壁にちかい場所を安全に、スピーディーに点検できるように、様々な技術開発もされています。

(出典:『北陸地方整備局北陸技術事務所「より安全に、より効率的に。橋梁点検の新しい取り組み。」』)

こちらは、そんな点検の様子を紹介する動画。こんな方法で実施されているなんて知らなかった人も多いのでは?安全性は高い方法ですが、「高さ」は半端ない!やっぱりすごいぜ鳶職人!って感じですね。

70年代インフラの整備点検に加えてオリンピック景気に沸く建設ラッシュの日本、これからもまだまだ、鳶職人のシゴトは尽きなさそうです!

友達にも鳶の事を教える。

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