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【鳶の熱中症対策】緊急事態宣言解除!梅雨入り前の高温に注意!

鳶職人のUVケア事情

やっと緊急事態宣言が解除!

まだまだ油断はできませんが、ようやく日常の生活を取り戻すべく、ゆるゆると再スタートを切ることに。

しかし!今からの現場は、コロナ禍以前とはちょっと事情が違います!
コロナ時代の現場、夏に向かうこの時期、特に注意してほしいのが、今までは考えられなかった原因による

熱中症による重大事故

です。

アフター・コロナ時代初めての夏。工事現場で警戒すべき「これからの熱中症対策」についてまとめました!

マスク熱中症が増加!?コロナ禍の影響で思わぬ流行に注意!!

令和2年の夏は、熱中症を専門とする医師が「これまで誰も経験したことがないような夏」になると、警告を発しています。
それは、これまでの夏にはあり得なかった夏のマスク着用の必須化。
この影響で

マスク熱中症の増加

が心配されています。

日焼け予防のためのフェイスカバーならば、これまでの現場でも利用してきた職人もいるかもしれません。
しかし、マスクとフェイスカバーでは全くのベツモノ。マスク着用の状態での運動は、酸素濃度の低下で脳の働きが低下してしまう危険があるのだそうです。

そのため、熱中症の初期症状が現れていても、自分で気づけないまま動き続けてしまい、重症化する危険性がとても高いと警鐘を鳴らしています。

更に今年は5月の気温の変動が特に激しい傾向が見られます。場所によっては、5月上旬なのに6月下旬並みの高温を記録したところも。
体が暑さに慣れていないまま、高温にさらされる、熱中症リスクが一層高くなる条件も重なっているため、特に警戒が必要です。

対策その1熱中症になりにくいマスクを選ぶべし!

建築現場は比較的「三密」にはなりにくいですが、作業内容によっては密が生まれる化膿性はあります。
また、大声で応答しなければいけない場面はむしろ多いので、やっぱりマスクはあったほうが安心です。

そこで!鳶人が提案あするのは、ジョギングが趣味のノーベル医学賞受賞者でもある山中伸弥教授も勧めている、「バフ」をマスク代わりにする方法です。

バフとはネックウォーマーのように被って装着するマスクのようなアイテムで、↑の画像のように、口周りから首にかけてを覆う形で使用します。無症状でもウィルスをまき散らす心配がなく、息苦しさは軽減されるし、顔を広範囲に覆ってくれるバフは、UVカットモデルも登場しているのだとか。スポーツ用品店で手ごろな価格で購入できるのも魅力ですね。

対策その2体温上昇を冷やして予防せよ!

熱中症予防で最も効果的なことは、適度な休憩と水分補給です。
マスク必須のコロナ禍の夏は、普段よりも休憩回数を増やしたり、涼しい場所でマスクを外して体温を下げるなどの工夫をした方が望ましい、と、専門家は勧めています。

しかし!緊急事態制限の影響で工期にも影響が心配される中、休憩を増やすことができるのか?
涼しい場所で「密を作らず」マスクを外せる場所の確保ができるのか?現場ごとに事情が変わってくるでしょう。

そこでお勧めしたいのは、「とにかく冷やすグッズの導入」です。
空調服や、ヘルメット保冷材、涼感保冷タオルなどを使って、マスクをしていても体温が上がり過ぎない対策をいつものシーズンより速めにスタートしましょう。

上がってしまった体温を下げるのは簡単なことではありませんが、上がらないように予防する方法はいくつかの対策を組み合わせることで効果が上がります。

これに加えて水分・ミネラルの補給も忘れずに行えば、予防効果は更にアップ!休憩所での密対策もしっかりとって、備えを厚くしましょう。今日もご安全に!

友達にも鳶の事を教える。

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