紫外線は日焼けだけじゃなかった!眼から吸収する"疲れ"
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鳶職人の大敵!?紫外線は日焼けだけじゃなかった!眼から吸収する”疲れ”とは!?

鳶職人のみなさま!今日もお仕事お疲れ様です!いやあ、秋深し!昼間は気持ちの良い秋風ですね。 とはいえ、先日申し上げましたように秋は紫外線に注意の季節。そんな紫外線・・・日焼けや老化のリスクだけではないんです。 紫外線は実は”眼”からも吸収するというのをご存知でしょうか? こちらが疲れの大きな原因にもなっているんです。今回はそんなお話です! 眼から紫外線を吸収して”疲れ”を感じる 先日こちらで紹介した紫外線に関する記事ですが、この中に出てくるUV-BとUV-Cが眼に悪さをしてしまうのです。 そういえば、ジョギング・マラソンをしている人でもサングラスをかけている人がいますよね。 あれも紫外線を眼が吸収するのを避けるためにかけているんですよ。(スタイルでプロっぽく見えるってのもありますけど笑) スキーやスノーボードでも、ゴーグルをつけますよね。雪面に反射する紫外線が強いのでゴーグルをつけているのです! 実際のスキー・スノボ経験者なら分かると思うのですが、ゴーグルなしで滑ってるとけっこう疲れますよね。 昼休みとかでロッジに入ったら「なんか眼がいてぇ!」みたいな事案を経験したことある方もいると思います。笑 何より怖いのは、”白内障をはじめ様々な眼病”のリスクが上がるということ。 ここ20年で、パソコンは一部のギークな人達や技術職の方以外にも一気に広まりましたし、デスクワークの方には本当に身近なものとなりました。昨今ではスマートフォンやタブレット、3DSやPSPみたいな小型ゲーム機も当たり前ですよね。 それ故にブルーライトによるドライアイや視力低下は問題視されることはありますが… 私達鳶職人は室内よりも野外で汗をかき、身体で稼ぐお仕事です!瞳とブルーライトよりも瞳と紫外線の脅威にもっと敏感になった方が良いですよね! 特に日本人は、欧米諸国の人達の顔の作りよりも彫りが浅い場合が多く、眼球が紫外線に多く晒されがちになるのだとか。 とあるデータによると欧米諸国の人達よりも瞳に1.6倍の紫外線が降り注いでいるのだそうです。 彫りが深い外国人の顔はたしかに天然で眼に影ができそうですよね。 じゃあどうやって予防すればいいの?っていう話になりますよね。 場仕事中にサングラスっていうわけにはいかないし…(UVカット仕様にメガネなんかはありですね!) となると、実質効果的なものは目薬で予防しかありません。 あとはなるべく木陰に入ること。昼飯時や休憩中。タバコを吸いながら同僚と話しているときに、一瞬この記事を思い出して木陰に入ってもらえればと思っています!笑 鳶職人の瞳にやさし〜い目薬はコチラだ!! そんなわけで、紫外線対策用の目薬をドーンと集めてみました!参考にしてくださいね! Amazon.co.jp: 【第2類医薬品】バイシンUV 10mL: ヘルス&ビューティー 武田薬品工業株式会社のバイシンUV。 こちらはコンタクトレンズ使用者にはお馴染みのジョンソンアンドジョンソン社製造の目薬。 目の充血等にも効果を発揮する上に、使い心地もクール感が強すぎないナチュラルな使い心地だそうです。 Amazon.co.jp: 【第2類医薬品】ロートUVキュア 10mL: ヘルス&ビューティー SMAP×SMAP(スマスマ)やクイズダービー(古い!笑)のCMでもお馴染みのロート製薬! 上記のバイシンUVよりは成分量が多め。液体もサラッとしているという感じではなくすこ〜しとろみがある感じです。 まろやかな使い心地が疲れ目を優しく癒やしてくれるそうです。 Amazon.co.jp: ノアールUV: …

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鳶職人のUVケア事情
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実は秋こそ要注意!?鳶職人のUVケア事情!

日に日に秋を感じるようになってまいりました。実は、紫外線の危険性を孕んでいるのは秋だと言われています。真夏じゃないの!?と思われがちですが、そんなことないんです。鳶職人にとっても紫外線対策は大事。実は疲労とも密接な関係があるのです・・・! 真夏のピークが去りましたね。鳶職人にとって暑くて暑くてたまらないイヤ〜なシーズンは終わりました。 とはいえ、暑さは過ぎても実は次に待ち構えている脅威があるのです・・・! それは、油断しがちな秋の紫外線・・・!! おいおい、そんなの気にするのは女の子だけじゃないの!?と思うかもしれません。 「そんな女々しいことはオレはしない!」という硬派な鳶職人さんもいらっしゃると思います。日焼けが仕事の頑張りの証!男の勲章!というのももちろんわかります。笑 男性のUVケアが世間で言及されるようになったのも、ここ10年、15年ほどの話。 今ではスーパーやコンビニ、ドラッグストア等で当たり前のように男性用のUVケアグッズが並んでいますよね。 そういうところで言えば、若手の鳶職人さんにとってはUVケア等は少しは馴染みがあるかもしれません。 「男子たるもの、日焼けを嫌がってどうする」というのも今は昔。 日焼けは鳶をより男らしく精悍な印象にしてくれますが、皮膚がんのリスクが上がったり将来のシミの原因にもなったりします。 若い鳶に聞くと意外とUVケアをしっかりしてるみたいだけど・・・。 そんな日焼け対策をしたことがないけどちょっと気になるアナタにこっそり日焼け対策グッズのことを教えます。 困りもの!3つの紫外線   日焼けについて詳しくはわからなくても紫外線が~!!とはよく聞きますよね。なんとなく太陽の光の中に混ざっているものという認識だと思いますが、その認識でOKです。でも、その紫外線にも実は大きく分けて3種類の紫外線が存在するのです! 1.シワやたるみの原因!紫外線A波! まず第1に紫外線A波。 肌の表面から奥深くまで届き、肌の内部に活性酸素を作りだします。 すると、DNAを傷つけたり、コラーゲンやエラスチンも破壊し、シワやたるみなどの肌老化を招きます。窓ガラスや雲も突き抜けるため、曇りの日や室内でも注意が必要です。 難しくなりましたが、簡単に言うと、「窓ガラスや雲も関係ない上に、シワやたるみを作っちゃう」のが紫外線Aです。 2.日焼けがイタ〜イ!のはこいつの仕業!紫外線B波! そして第2に紫外線B波。 紫外線B波は肌表面が赤くなる炎症を引き起こします。 肌表面に発生した活性酸素は、紫外線を浴びなくても過剰なメラニン色素をつくり、やがて色素沈着となりシミやソバカスの原因になります。 こちらは、「真夏に日焼けをすると真っ赤に腫れあがってシャワーや風呂が痛すぎてたまらない!」という風に悪さをしているのが紫外線B波です。 3.紫外線B波よりもコワ〜イ!紫外線C波! 最後。第3に紫外線C波。 B波より有害な紫外線。本来は、オゾン層によって吸収され地上まで届くことがなかったのですが、近年のオゾン層破壊によって地上まで届いてしまうことが心配されています。かつてフロンガスがエアコンや冷蔵庫、缶スプレーに大量に使われていたために、そのフロンガスがオゾン層を破壊してしまったシワ寄せがこちらの紫外線C波。環境問題も考えさせられますね…! 本来の日焼け止めの多くは紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)をカットするものです。 そんなUVケア用品には大事な数値を表すSPF、PAというものがあります。 ———–SPF?PA?ってなんだ———–SPFは、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略。 主に紫外線B波の防止効果を表す数値で、数字が大きいほど効果が高くなります。数字が低いものでも、とりあえず塗っておけば炎症を引き起こすのを防ぐことができます。この数値は、ドラクエやFFで言うところの防御力だと思ってください。笑 多少は小麦色に焼きたいな〜と思っている人は数値の控えめ(防御力低め!笑)を買ってくださいっていう事ですね。 ———–じゃあどうやって塗るの?———– 端的にいうと「ムラなくまんべんなく塗りましょう」です。笑 女性と違って私達鳶職人は、もちろんこういうものに不慣れだと思います。 首や髪の毛の生え際、耳の後方、腕の内側、手の甲、股やふくらはぎ、二の腕…とにかく塗り残しもないようにしないといけません。 …

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【体力勝負!】夏バテに負けない生活習慣とは…?

梅雨が明け、いよいよ夏の到来も間近となってきました。 暑くても厚着をして外で働かなくてはならないのが鳶職のつらいところですよね。 そんな中で体調をくずさずに働くための“夏バテ対策”を今回は紹介します。 ◆そもそも夏バテって何? もともと、人の体には自動的に体調を整えるしくみがあります。しかし暑さが続いたり、正しい生活習慣を維持しなかったりすると、この仕組みに限界が来て、体がおかしくなってしまいます。 ◆夏バテしないためには? つぎに、どうすれば夏バテから体を守れるのかを紹介します。 その① 規則正しい生活を! あたりまえのようですが、夏バテしないためにはその体の調子を整えるしくみがおかしくならないようにすることが大切です。毎日3食欠かさず、早寝早起きをする…という規則正しい生活をしましょう。 その② 夏バテにきく食べものを! 身体が調子を整えるためのしくみをはたらかせるにはたくさんの栄養分が必要になります。忙しいから、暑いからといって、そばやそうめんで軽くすませるのでは、夏バテに効果のあるタンパク質やビタミンがとれません。野菜や肉をバランスよくしっかり食べましょう。 その③ 冷たい飲み物はほどほどに… 外が暑ければ、当然体温も上がります。 そんなとき、キンキンに冷えた飲み物ばかり飲んでいると、胃の調子がおかしくなり、せっかく食べた食べものの栄養をうまく吸収できなくなってしまいます。 とはいえ、仕事終わりによく冷えたビールを一杯……はなかなか止められないですよね?(笑) ですからその代わりに、日中の水分補給は冷たい水やジュースではなく、常温のスポーツドリンクを飲むようにするといいでしょう。 ○結論! 夏バテしないためにたいせつなことは 1. 規則正しい生活をして、 2. 肉と野菜をたくさんたべて、 3. 冷たい飲み物はひかえながら水分をとる の3つです。 この記事を読んで実践すれば、きっと夏バテ知らずの強い体を手に入れられはず! ぜひ、お試しくださいね!

鳶職人最強朝ごはん
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鳶職人も頭脳勝負!体力脳力共に攻防一体の鳶職人最強朝ごはんはコレだ!

たかが朝ごはん。されど朝ごはん…!多くの職業の中でも消費エネルギー偏差値高めの鳶職人。1日のはじまりを告げる朝ごはんは本当に大切!朝ごはんについてスポットを当てました。 うーん…朝はなるべくギリギリまで寝ていたい…通勤途中のコンビニで缶コーヒーとおにぎりや菓子パンで済ませちゃっている…なんていう鳶職人さん。まあ、気持ちはわかります! とはいえ、エネルギー消費が多い職業ともいえる鳶職人。 そんな鳶職人の1日のスタートとなる朝ごはんはとっっっても大切!!! —-朝食のメリットとは??—- まず、良く咀嚼すること唾液が出て、顎を動かすことと香りや味で脳を刺激して脳と身体が目を覚ましていきます。 さらに食物が胃に入ると胃が動きだし、それと連動して小腸、大腸なども動きだして体の内部、臓器全体も目覚めるのです! そしてよく噛んで食べ、大腸に刺激が伝わるのを待ってから排泄をすませれば、昨夜胃が掃除して大腸に送った不要なものが体から出ていくというわけ。素晴らしい天然のピタゴラスイッチですね! —-体力だけじゃなく脳力も使う鳶職人—- 鳶職人は体を使う職業ではありますが、筋力だけではありませんよね。その現場やチームの流れを読む洞察力をはじめとした脳力も常に問われる職業。 「安全管理のために何ができるか」「今日までに現場に何ができるか」「新人がどこまで動いてくれるか」等、なんだかんだで脳内で様々な動きを計算しつつ足場を組立てています。 —-ご飯×納豆×玉子=無限大∞—- 栄養バランスやエネルギー消費効率の観点から観て、最強だと言われているのはご飯×納豆×玉子の組み合わせ。 青魚系も良いとされていますね。 納豆は特に元々は大豆。それを発酵させていることで胃にも優しく消化がよく、朝には持って来いなのです! 元々が大豆なのですぐにエネルギーに替わる高タンパク食材。死角ナシです! —-パンよりご飯—- 朝食はパンよりご飯。ご飯の方が腹持ちも良いですし、タンパク質などの栄養面諸々で米の方が優れています。 しかも、米には記憶力をよくする上で欠かせないレシチンも含まれているのです! パンの方がたしかにオシャレな感じはありますが、できるだけ朝食はお米にしましょう。 —-朝はデザートにフルーツもいいぞ!—- 朝のフルーツは栄養の吸収も良いと言われています。例えば手っ取り早いのはバナナですよね。 ドライフルーツも良いです。ちょっとオシャレですね。笑 ヨーグルトの中に混ぜちゃってもいいですね!これもオシャレ!笑 あとはみかんも手頃で良いと思います。(そろそろ冬のみかんの季節!) 果物は天然由来の栄養素、ビタミン類も豊富!これからの風邪の季節でもバッチリ強い身体を作ってくれるのだ! —-まとめ—- 今回はおすすめの朝ごはんを紹介致しました。 まあ何より、何も食べないままとかコーヒーだけ!というのはなるべく避けるようにしましょう。 やはり脳や身体の動きも悪くなりますし、惨事につながりかねませんからね。 朝ごはんをしっかり食べて、イキイキと仕事をするほうが楽しいではありませんか!笑 それでは今回はこの辺で!次回をお楽しみに!

サーキットトレーニング
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【筋トレコラム第10回】無酸素&有酸素MIX!サーキットトレーニングについて

久々の筋トレ特集企画!今回は「サーキットトレーニング」をご紹介したいと思います。これまでは腕立てや腹筋等「無酸素運動」のトレーニングに焦点を当てることが多かったですが、今回は全身運動である「有酸素運動」もミックスさせたこちらをご紹介致します。 鳶職人は身体を動かす職業!とはいえその分食べちゃっていたら当然、ぶくぶく太ってきてしまいます。耳が痛い。。笑 身体も絞りつつ、筋トレをしてゴツゴツした身体じゃなくてしなやかな身体になりたい!という人には特におすすめのトレーニング方法が【サーキットトレーニング】なのです。 —-サーキットトレーニングとは?—- 筋力、筋持久力、呼吸・循環機能などの維持、向上を目的として開発された方法です。筋力だけではなく、身体や生命の維持機能を鍛えることも目的としたもの。という感じでしょうか。数種類の無酸素運動(筋力トレーニング)と有酸素運動(全身運動)を組み合わせて、休憩せずに一定時間継続して行うものです。 例えば…30秒の筋力トレーニングを行ったら、すぐに30秒の有酸素運動を行ない、またすぐに30秒の筋力トレーニング…と、休憩を挟まずに30秒ずつ種目を変えて運動を継続し、これを30分続けるメニューなどがあります。 —-サーキットトレーニングの方法—- サーキットトレーニングは、ただ一定時間ごとにトレーニングを変えていけば良いというわけではありません。決まったメニューこそないものの、さまざまな部位を鍛える筋力トレーニングと全身運動が含まれている必要があります。 スポーツクラブなどでは、専門のトレーナーにより全身をバランス良く鍛えられるようなメニューが組まれています。 また、専用のトレーニング器具がなくても、自分で独自のメニューを作ることができれば、自宅で行うこともできます。取り入れる種目数も決まっていませんが、これまでご紹介してきたようなメニューを6~12種目を目安に自分に適したメニューを作ると良いでしょう。 下記のトレーニング方法を参考にして、自分なりのメニューを作ってみてはいかがでしょうか。ウエイトトレーニングと異なり、休憩がありませんので、負荷をかけすぎないようにすることも大切です。 有酸素運動 軽いジョギング・縄跳び・体幹トレーニング・踏み台昇降など 無酸素運動 腕立て伏せ・スクワット・腹筋運動など —-なぜ一定時間ごとに種目を変えるの?—- 一般的なウエイトトレーニングは、筋力アップや筋肥大には効果が期待できますが、休憩を挟んで行うので持久力を高める効果はありません。 しかし、一定時間ごと(30秒から60秒程度がお勧め)に種目を変えれば、疲労が蓄積される前に種目が変わるので、長く運動を続けることが可能になり、持久力の向上につながるというわけです。。 「脂肪を燃焼するには、20分以上有酸素運動を続けなければいけないんじゃないの?」という方もいらしゃるかもしれません。しかし、無酸素運動と交互に行っても脂肪燃焼効果は得られるというのが近年での定説です。 脂肪を効率良く燃焼させる心拍数は、最大心拍数の60~80%と言われています。サーキットトレーニングで有酸素運動を中断しても、無酸素運動を行うことで心拍数を保つことができ、その後の有酸素運動で効率良く脂肪を燃やすことができるのです。 また、無酸素運動は、心拍数を維持するだけでなく、筋肉に負荷をかけることで筋肉量を高める効果が得られ、基礎代謝の促進につながります。30秒ずつ有酸素運動と無酸素運動を交互に行なうメニューは、有酸素運動の脂肪燃焼効果を維持しながら、無酸素運動による基礎代謝アップが期待できるというメリットがあるのです。 筋力トレーニングも有酸素運動も長く運動を続けることは大変なことですよね。飽きてしまうという人も多いのではないでしょうか。30秒ずつなので続けやすく、飽きにくいという点もメリットと言えますね。 有酸素運動・無酸素運動の色々なトレーニングをリズムよく取り入れて行くわけですから、飽きずに色々と自分で組み替えられるのも大きな魅力ですよね。 今回はサーキットトレーニングについて考察してみました。それでは次回もお楽しみに!

あなたに合ったプロテインの選び方
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【連載コラム第9回】もう迷わない!あなたに合ったプロテインの選び方

筋トレコラム第9回!一夏も過ぎて逞しい身体が露出する機会も少し減ったとはいえ、身体(心身)の鍛錬には終わりはありませんよ♪これまでの記事を読んでいない人はぜひチェックしてみてくださいね! はい!筋トレコラム第9回の更新です。 最近、アメトーークでゴールドジム芸人をやってましたね。トレーニングジムで身体を鍛えている芸人さん方が登場していてトークを繰り広げていましたが、日々の業務の中でもおのずと身体を鍛える環境下にある鳶職人たち。そう考えると一石二鳥というか、安上がりだなーなんて思ったりした次第でした。さて!今回は「プロテインの選び方」です。 身体を鍛えることのフォーカスを少しずらして、身体を構築しているタンパク質の摂取について考えてみましょう! みなさんはどのようにしてプロテインを選んでいますか?最近では様々なメーカーが様々な種類のプロテインを販売していて、一体どれが自分にぴったりなのか分からない人も多いのではないでしょうか。そこで今回はプロテイン選びのポイントをご紹介したいと思います。 ポイント1 「あなたの目指す体型は?」  目指す体型によって使用するプロテインは変わってきます。 太くたくましい筋肉を付けたい人は牛乳からできた「ホエイプロテイン」を、引き締まった体型を目指す人は大豆からできた「ソイプロテイン」を選びましょう。 Amazon.co.jp: ウイダー ウエイトアップビッグ バニラ味 1.2kg: ヘルス&ビューティー こちらはホエイプロテインの代表格。 ウイダーのホエイプロテインです。ウイダーinゼリー!でお馴染みのシリーズのものです。 こちらは他ブランドのプロテイン類の中ではリーズナブルな価格帯。継続的に飲むには価格帯も重要ですよね。 続いてはソイプロテインのご紹介。 Amazon.co.jp: ザバス ソイプロテイン100 ココア味【50食分】 1,050g: ヘルス&ビューティー ソイプロテインだとこの辺がオススメ。 ザパスのプロテインシリーズは総じて高評価、定番商品です! ザバスは種類もフレーバー(味)も豊富なので、好みのものを選んでみてください。こちらはココア味ですね♪ ポイント2 「見逃せない価格」 ちょっとポイント1でも触れてしまいましたが、継続的に使うことを考えなければいけないので価格は当然重要になりますよね。 プロテイン、お店やモノによってはムダに高く売られていることがあります。1gあたりの目安の値段は2円から3円と言われています。 「値段÷内容量」で計算してみましょう。オトクに筋肉をつけていくためにも重要なポイントです。 ポイント3 「どれだけタンパク質を含んでいるか」 製品によって含まれるタンパク質の量は変わってきます。70%~90%など差があります。パッケージなどの裏にある成分表をチェックしてみましょう。「体重増量用」などのタイプは代わりに炭水化物が多く含まれていて肝心のタンパク質は30%ほど、なんてことも。 ◆おわりに いかがでしたでしょうか?この「3つのポイント」さえ押さえれば、数あるプロテインの中からあなたにぴったりのプロテインが見つけられるはずです。 プロテインを摂っていないという方でも、例えば晩酌には冷や奴を取り入れてみよう!とか、居酒屋に入ったら鶏肉系のものを食べよう!とかのちょっとした気遣いも良いと思います。 大豆は畑の肉と言われていてタンパク質の宝庫ですし、鶏肉も低カロリー高タンパク食材です! …

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【連載コラム第8回】要注意!よくある筋トレの「勘違い」~総まとめ~

身体が資本!筋力が資本!鳶職人よくある筋トレの「勘違い」をまとめました。間違ったトレーニングをすると筋力UPどころか体を壊すことにも繋がりかねません…!悲劇を生まないように鳶人の筋トレ連載コラムを要チェックです! ここまでの連載記事で筋トレについていろいろな話をしてきました。 その中でも時々注意点をとりあげてきましたが、そこですでに紹介したことも含めて、今回は筋トレについて多くの人がしている勘違いについてまとめています 過去の連載記事を読んでいない人も、ぜひこの記事を読んだ後に見てください。 【勘違いその1】とにかく回数をこなせばいいと思っている 筋トレはとにかくたくさんやればいいと思っている人、いませんか? 筋トレにおいていちばん大切なのは量より質。 正しい形でトレーニングできていなければ、何度やっても大した効果は出ません。 逆に言えば、たとえ回数が少なくても、正しい形でしっかり筋肉に負荷をかけてやれば、しっかり筋力がつきます。 たとえば腕立て伏せなら、頭や肩だけをさせるだけのものを何10回やってもあまり効き目はありません。頭から足までをまっすぐに保ったまま全身を上下させるトレーニングを10回や20回するほうが、はるかに効果があるのです。 【勘違いその2】ずっと同じメニューでトレーニングしている 筋トレをしていれば筋肉がだんだん鍛えられていくわけですから、ずっとトレーニングを続けていても、そのうち効果が出なくなってきます。 同じメニューを続ける中で前より楽になったなと感じてきたら、少しずつ回数を増やす、負荷を大きくするなどしてみましょう! 【勘違いその3】早く効果を出したくて、毎日筋トレしている 「筋トレはすればするほど効果がある」と思っていませんか? 実はそれはよくある間違い。 筋肉をつけるためには「負荷」だけではなく、充分な「休息」が必要なのです。 充分に休息しないと、栄養が傷ついた筋肉繊維の修復に使われてしまい筋肉量は増えませんし、けがの原因にもなってしまいます。 ハードな筋トレをしたら必ず2~3日間をあけるようにしましょう。 今日は腕立て伏せ、明日は腹筋、明後日はスクワットといったように、毎日鍛える部位を変えてトレーニングをするのも1つの方法です。 ◆まとめ ・筋トレは量より質! ・トレーニングメニューに慣れてきたら少しずつ負担を大きくする! ・同じ場所を毎日繰り返し鍛えない! どうでしょうか、思い当たることはありましたか? 実は筆者も現役時代にこうした勘違いをしていて、筋トレの効果が出ないだけでなく、翌日の仕事に支障をきたしてしまったこともありました。仕事でベストな結果を出すためのトレーニングのはずが、これでは本末転倒です。 みなさんもぜひ参考にしてみてくださいね。

筋肉をつけるための正しい食生活
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【連載コラム第7回】忘れちゃいけない!筋肉をつけるための正しい食生活~その2

今回も、前回に引き続き筋肉をつけるために欠かせない正しい食生活編です。 ここまでの連載記事をまだ読んでいないという方はそちらもぜひ読んでみてくださいね。 前回は筋肉を効率よくつけるためにはどんな栄養を取ればいいのかを紹介しましたが、ただ必要な栄養素を取っていればいいというわけではありません。 なにより大切なのは「食べ方」や「タイミング」。 今回はそれについて解説したいと思います。 ◆「1日3食」は必須! 1日のうち、食事と食事の間隔が長いと体はエネルギーが足りなくなり、筋肉を作っているタンパク質を分解してしまいます。 ですからまずは、毎日しっかり朝昼夜三食食べることで「筋肉を減らす」原因を無くさなくてはいけません。 朝忙しくて食べている暇がない!という人も、おにぎり1つ、バナナ1本だけでも食べるようにしましょう。 ◆食事は運動の後に 運動後というのは、筋肉が傷ついたりエネルギーを使った後なので、体が一番栄養を欲しがっているタイミングです。このときに食事とるのが大切です。 特に筋肉を作るタンパク質を取ることが、差をつけるポイントになります。 スポーツ選手やボディビルダーが運動後にプロテインを飲むのもこれが理由です。 ◆筋トレは食事の前に 運動後に食事をとるのが良いということは、逆に言えば筋トレを食事の前にすることで、食べ物に含まれる栄養を効率よく体に取り込めるということです。 「家に帰ったらまず筋トレ!」を習慣にすることで、トレーニングの効果を高めていきましょう。 筋トレの方法については過去の記事でも紹介しているので、参考にしてみてくださいね! ◆おわりに 何度もしつこいようですが、ただがむしゃらに筋トレをたくさんするだけでは、なかなか筋肉はつかないものです。 「筋トレ」というとそのトレーニング自体に注目しがちですよね。 しかし、それこそ「縁の下の力持ち」、外からは見えない基礎の部分が建物全体を支えるように、筋トレにおいてもいちばん大切なのは「食事」なのです。 みなさんも少し、意識してみてはどうでしょうか? これで筋トレ食生活編は終わりです。 次回は「筋トレについてのよくある勘違い」です!お楽しみに。

筋肉をつけるための正しい食生活
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【連載コラム第6回】忘れちゃいけない!筋肉をつけるための正しい食生活~その1

ここまで様々な筋トレ方法について解説してきましたが、読んでいただけましたか? まだの人はぜひそちらも読んでみてくださいね! さて、みなさんの中には「普段から筋トレしているのになかなか筋肉がつかない……」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。もしかしたら、それは“正しい食生活”ができていないからかもしれません。 これから紹介するのは効率よく筋肉をつけるための正しい食生活です。 ◆筋肉をつけるため必要な栄養を取る まず大事なのは、筋肉をつけるのに必要な栄養を取ることです。ここでは、その中で大切な5つの栄養素を紹介します。 ① タンパク質 何と言ってもタンパク質は筋肉の材料そのものですから、一番大切です!肉や魚、卵や豆などに含まれています。中でも鶏肉は最強!積極的に食べるようにしましょう。 ② 炭水化物 太るからと言って控えられがちな炭水化物ですが、取らないではいられません。白米や果物に含まれる炭水化物は運動のエネルギーになるのですが、これが不足すると体は筋肉のタンパク質を分解してエネルギーとして利用してしまいます。これでは、筋肉がつきませんね。ただ取りすぎると太ってしまうので、一食にお茶碗一杯のご飯など、適度に取るようにしましょう。 ③ 脂質 これも太るからと避けられがちですが、実は重要です。エネルギーとして使われたり、他の栄養素を運んでくれたりします。炭水化物と同じで取り過ぎるとやはり太るので、適度に取るようにしましょう。 ④ ビタミン 炭水化物や脂質をエネルギーに変えたり、トレーニングで傷ついた筋肉の修復を手伝ってくれたりします。野菜や果物だけでなく豚肉や魚にも含まれています。 ⑤ ミネラル カルシウムやナトリウムなどいろいろな種類があり、海藻や魚に多く含まれています。筋肉の働きを調整するとても大事な栄養素なので、欠かさずとるようにしましょう ◆まとめ 筋肉をつけるのに必要な栄養素は ・タンパク質 ・炭水化物 ・脂質 ・ビタミン ・ミネラル の5つです。これらの栄養素を1日のうちに必ず取るように気をつければ、筋肉のつき方がきっと変わります! 次回は筋肉をつけるための食事のとり方を紹介します。お楽しみに!

筋トレの極意は““体幹””にあり
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【連載コラム第5回】超重要!筋トレの極意は““体幹””にあり!!~実践編その2~

さて、今回は前回に続き体幹トレーニング実践編、最終回です! ここまでの連載記事をまだ読んでいない人も、読んだ人もぜひおさらいしてから読んでみてくださいね。 今回も具体的なトレーニング方法を2つ、紹介します。 準備はいいですか?? 体幹トレーニング③ 腰回りを鍛える!「シングルレッグ」 この「シングルレッグ」はお尻や腰回りを鍛えるトレーニングです。 重いものを持ったり、姿勢を支えたりするのに大切な筋肉を鍛えることができます。 手順は ①仰向けの状態で体の横に腕をつけ、手のひらを床につける。 ②膝を立て、肩から膝までがまっすぐになるように腰を浮かす。 ③そのまま片足を上げ、ひざを伸ばす。 ④そのまま10秒キープ。これを左右2セットずつ。 姿勢は写真を参考にしてください。 ◆ポイント 肩のあたりから片足までがまっすぐのままキープするようにしましょう。 つらいと思っても腰をさげてしまわないように。 体幹トレーニング④ 腹筋・背筋・お尻を全体的に鍛える!「ダイアゴナル」 体幹トレーニングとしてはこのトレーニングが一番有名かもしれません。 「体幹」の名の通り、体の軸となる胴体だけでなく、太ももから肩甲骨近くの筋肉まで鍛えることが出来ます。 手順は ①四つん這いの状態から、片方の腕とその逆の足(右腕と左足、左腕と右足)を、指先から足までがまっすぐになるように上げる。 ②そのまま10秒キープ。 ③それを左右1セットずつあわせて2セット。 ◆注意 腕はしっかり耳の高さまであげましょう。また、顔が前を向いているとうまく姿勢が保てないので、下を向いて行いましょう。 ◆終わりに 前回と合わせて4つのトレーニング法を紹介しました。 どうでしょう、体幹トレーニングは一見地味に見えますし、実際とても地味です。 筋肉が盛り上がるわけではないし単純にアンチをたくさん持てるようになるわけでもありません。でもこのトレーニングを続けると確実にどっしりと地面に根を張ったように体を動かせるようになるはずです。 ふらつかず疲れにくくなるだけでなく、間接を根本的に支えてくれるので故障も減りますし、結果的にたくさんの資材を運べる体に生まれ変わるはずです。 この太い体幹こそが新人とベテランの違いです。ぜひ意識的なトレーニングで手に入れてみてください! 以上で体幹トレーニングについての連載は終わります。 ぜひ実践してみて、鳶職人のプロを目指しましょう!

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【連載コラム第4回】超重要!筋トレの極意は““体幹””にあり!!~実践編

さて、前回に続き、今回は体幹トレーニング実践編です! 前回の記事をまだ読んでいないという人はぜひ読んでみてくださいね。 今回は鳶の体を支える体幹を、しっかり鍛える具体的な方法を2つ紹介します。準備はいいですか? 体幹トレーニング① 腹筋を鍛える!「プランク」 主に腹筋を鍛える方法として効果的なのが「プランク」です。物を強く引っ張る時に使う筋肉を鍛えることができます。 手順としては、 ① うつぶせの状態から肩幅より狭くなるように肘を立て、足を伸ばして腕立て伏せのような状態にします。(写真を参考にしてください) ② この状態を10秒キープ。 ③ 50秒~1分間の休憩を挟んでもう1セット。 というように行いましょう。余裕がある人は10秒ずつ時間を伸ばしていくとよいでしょう。 ◆ポイント!  この時、腹筋が疲れたからといって腰を高く浮かせたり下に落としたりすると効果がなくなってしまいます!首筋からアキレス腱まで、まっすぐになるように意識しましょう。(画像よりも膝をまっすぐにしましょう) 体幹トレーニング② 脇腹・サイドの筋肉を鍛える!「サイドレッグアップ」 脇腹から背筋の外側を鍛えるトレーニングがサイドレッグアップです。 鳶職の仕事で日常的にしなくてはならない、「重いものを持ち上げる」作業に欠かせない筋肉を鍛えることができます。 手順は ① 腕立て伏せの状態から片方の手を床から離し上体と床が直角になるようにする。 ② 床から離した手を真上にあげる。 ③ 腰をまっすぐにして上体から足首までまっすぐになるようにする。 ④ これを左右両方、プランクと同様に10秒2セットずつ行う。 画像では左腕が下がっていますが、これを真上にピンと伸ばした状態にしましょう。 ◆おわりに いかがでしたか? 実際にやってみた人はわかると思いますが、たいしたことはないと思いきや、地味にキツいです(笑) あなたもぜひ、やってみてくださいね。 次回は体幹トレーニング特集最後、実践編の続きです!お楽しみに!

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【今日も体が痛い…という人必見!】素早く正しく筋肉痛を楽にする方法

日々体を酷使して働いている鳶のみなさん、今日もお疲れさまです…!!   皆さんの中でも、少し年配の人や、まだ鳶になって間もない人、誰よりも頑張っている!と言う人、筋肉痛で悩んではいませんか? 「昨日は3600の柱、連続50本上げで死にそうだったわ・・・」 わかります、上腕二頭筋や背筋が悲鳴をあげてますよね。筆者もかつてそうでした。   どんなに鍛えていようと筋肉痛になるときはなるものです。 大事なのは「正しい対処法を知っているか?」ということ。今回は正しく簡単に痛みを和らげる方法をご紹介します!     ◆そもそも筋肉痛ってなんで起こるの??   筋肉痛の原因はひと言でいうと、 「激しい消耗によって筋肉線維が傷つく、もしくは疲労物質がたまったことにより固まる」ことと言われています(諸説あります)。     ◆簡単にできる対処法は??   自宅でできる対処法はこちら!   軽く運動する 熱いお湯と冷たい水を交互にかける 筋肉の回復に役立つ食べ物を食べる   それでは簡単に解説します。   軽く運動する 筋肉痛になるほどの運動・労働ということは、筋肉に溜まった疲労はかなり大きいものです。いきなり動きを止めて寝てしまうと、筋肉が更に固まってしまうことがあります。 ゆっくりとストレッチをして筋肉を曲げ伸ばししてみましょう。     熱いお湯と冷たい水を交互にかける 筋肉痛の時は血の巡りが悪くなっています。お風呂などで痛むところに熱めのお湯と冷水を交互にゆっくりかけると、細かい血管が開き血行がよくなるので筋肉痛の緩和に効果的です。 ただし、「激しい運動後30分以内には入らないこと」がポイントなので、1.の「軽い運動」をして少し時間が経ってからにしましょう。     筋肉の回復に役立つ食べ物を食べる 筋肉津に効果のある栄養(タンパク質、ビタミンB1、ビタミンB6、クエン酸、亜鉛など)を含む食材を食べましょう。 具体的には以下の食材が当てはまります。   …

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【連載コラム第3回】超重要!筋トレの極意は““体幹””にあり!!

さて第3回目は、「体幹トレーニング」についてです! あなたは「体幹」って何なのか、知っていますか? 体の幹(みき)と書いて「たいかん」。 簡単に言うと体幹とは手足や首を除いた胴体の部分のことを言います。今回はそこに焦点を当てていきましょう!   ◆新人鳶職人みんなが感じる疑問 「筋肉には自信あるし、先輩のほうが細く見えるのにどうしてあんなに軽々と柱を何本も持ててるんだ?」 鳶職人なら新人の頃絶対に疑問に思ったと思います。 そして「コツを教えてください」とお願いしていたあの頃・・・。 「鳶職人あるある」ではないでしょうか。   ◆「体幹」はすべての動きの土台!   鳶の仕事では、重いものを「持ち上げる」「支える」「引っ張る」という作業が多くありますよね? たとえば、何かを持ち上げる動作をする時、最初に動く筋肉はどこでしょうか? 「“持ち上げる”のだから腕?しゃがまなきゃいけないから脚?」と思う人もいると思いますが、実は人の動作はほとんどすべて体幹から始まっているんです! 私たちは走ったり歩いたりするときも、前に出た足とは反対に腕を振っていますよね?これも、足の動きを最大限発揮するために体幹を通して上半身の動きが生み出されている証拠です。   ◆体幹を鍛えるメリットは? 割れた腹筋や盛り上がった腕の筋肉などに目が行きがちですが、実は体幹を鍛えることは体の内側の筋肉を鍛えることにつながります。 内側の筋肉が外側の筋肉を支えることで、「見せかけではない“本当の筋力”」を生み出すことが出来るようになるのです! 鳶の仕事をしている身としては、やはり「使える筋肉」が欲しいですよね!   ◆おわりに いかがでしたか? 今回は「体幹」の正体と、それを鍛えることの重要性について紹介しました。 次回は具体的な体幹のトレーニング方法を紹介します!! これで先輩鳶職人のワザをこっそり身に付けられるかも!? お楽しみに!

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【連載コラム第2回】あなたは知ってる?正しい筋肉の鍛え方

さて、前回紹介した2種類の筋肉のちがい、読んでいただけましたか? まだチェックしていないという人は、前回の記事から読んでみてくださいね。 前回記事「あなたは知ってる?正しい筋肉の鍛え方」 https://tobi-jin.jp/knowledge/835.html 今回は、前回説明した「遅筋」と「速筋」の違いを踏まえながら正しい筋トレの方法を紹介します。 ◆遅筋の鍛え方 まず持久力タイプの筋肉である遅筋を鍛えたい人は、ハードな走り込みやダンベルでのきつい筋トレは避けましょう。 瞬間的に大きな負荷をかけるトレーニングは、筋肉に乳酸(疲労物質)をためてしまい、速筋を育ててしまうのです。 遅筋を鍛えたい人は ・ある程度時間かける  ・休まずに息の上がる運動をする  ・筋肉を動かし続ける  ・短い休憩を挟んで繰り返す ことを意識しましょう。 具体的には、 10分程度の軽いランニングを立ち止まらずに続けて、30秒ほどの休憩をはさんでまた10分…… が理想的です。 注意すべきなのは「筋肉が重く感じてきたらやめること」です。筋肉が重く感じるのは乳酸がたまっているサインです。 ◆速筋の鍛え方 とにかく短時間で筋肉をいじめ抜くつもりでやりましょう。負荷をかければかけるほど筋肉が育っていきます。 速筋を鍛えたい人は ・短時間  ・高い負荷をかけながら(ダンベルなどを持って)  ・少ない回数(スクワット1セット15回など)  ・間をあけてする(休憩90秒~120秒で3セット) 具体的には 8秒間で1セット15回のスクワットを、90秒~120秒の休憩を挟んで3セット、というメニューを毎日行うといいでしょう。 この時ポイントなのは、ダンベルなどの負荷をかけて、15回を以下にハードにやるかを意識することです。 いかがでしたか?早速、試してみてくださいね? 次回は今話題の「体幹トレーニング」についてです。お楽しみに!

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【連載コラム】あなたは知ってる?正しい筋肉の鍛え方

突然ですが、あなたは筋トレをしていますか? 鳶職は、他の多くの仕事よりもひたすら体を酷使する仕事。日々仕事をこなしていくためには、やはりそれなりの肉体作りが欠かせません。 しかし、どうせ筋トレをするなら正しい知識と効率的な方法でしたいところ。 そこで連載企画として、「正しい筋トレ」についての使える知識を紹介していきます! 第1回目のテーマは「筋肉のタイプ」です。 ◆実は筋肉には「2つのタイプ」がある! 知らない人も多いのですが実は筋肉には大きく分けて2種類あります。 それが「遅筋(ちきん)」と「速筋(そっきん)」です。 また、この2つは違う性質を持っています。 ▲遅筋が発達したマラソン選手 ▲速筋が発達したボディビルダー ◆自分に必要な筋肉を鍛える! きつい姿勢での作業が続くとすぐに筋肉が疲れてしまう人は遅筋を、重いものを持ち上げるときなど、パワー不足を感じる人は速筋を。 自分が足りないと思う筋肉を中心に鍛えていきましょう! ◆鍛え方がそれぞれちがう! ここで大事なのは、筋肉の種類によって「鍛え方がちがう」ということ。 次回はこの遅筋と速筋の「それぞれの筋肉の鍛え方」を紹介します! お楽しみに。