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イマトビ・カコトビ 第二回【松川 友和】さん

現在の仕事を始める前に鳶職人だった人、異業種から鳶の世界に入ってきて活躍している人。そんな人たちを紹介する「イマトビ・カコトビ」!今回は鳶から転身し、なんと芸能プロダクションのCEOになったカコトビさんを紹介したいと思います! 『Cocoro-toプロダクション』 CEO 松川 友和さん (会社公式サイトURL・・・http://cocoroto.tv/about_cocoro-to/) 『Cocoro-toプロダクション』 は広島で地域密着型の芸能プロダクションとして、イベント開催や、企業、イベントへの人材(タレント派遣)を行う会社です。松川さんはそのCEO、つまり代表として第一線で活躍されている方なわけです。一見鳶とはあまりにもかけ離れた世界の方に見えますが・・・。 松川さんは広島の高校卒業後、10代後半から20代前半にかけてボーイズバーの店長、エステのカウンセラー、男性用精力剤の販売など、実に多くの職業を経験したそうです。年齢に見合わない高報酬を貰えていた時もあれば、トラブルに巻き込まれ、人生のどん底と言うような喰うにも困るような時期もあり・・・と、かなり波乱万丈な日々を過ごしていたようです。 そんな多様な職業の中で、松川さんが最も有意義だったと言う仕事、それが「鳶職」なのです。彼は鳶という仕事の良かった点として、「オンオフがはっきりしている」ことを挙げています。現場の時は仕事のことだけを集中して考える。その分現場を出れば完全に自由、仕事を家に持ち込むこともなく、好きなことをし、好きなことを考えられる。このオンオフの切り替えが、松川さんに心の余裕を生み、今までの自分を見つめ直し、これからのことをじっくり考える時間を作れたようです。 積込や移動の時間も考えると鳶職は拘束時間が長め・・・なんていう人も居ますが、その分やることさえやってしまえばそれで打ち止め、デスクワークにありがちな煩わしい事務仕事や、家に持ち帰っての残業なんてものはありません。プライベートの時間を心から満喫できる、これは鳶という仕事の大きなメリットなのかもしれませんね。

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ワカトビ必見!?ここだけは知っておくべき工具、作業着取扱店!

4月に入り新しい年度が始まりましたね!この春から鳶職人としてデビューした新人さんもたくさんいると思われます。そんなワカトビたちにちょっと質問!「これから現場で使う工具や作業着、どこで買いますか?」 ・・・即答できる人、あんまりいないんじゃないでしょうか。笑 こういった現場系アイテムの専門店って、普段はなかなか行く機会ないですよね。かといって近くのホームセンターで買おうとしても、種類があんまりない場合も・・・。そこで今回は、そんな右も左もわからないワカトビ諸君に、とりあえずココさえ抑えておけば大丈夫なお店を紹介していこうと思います!それでは早速行ってみましょう! ホームセンター ビバホーム 全国展開している大型ホームセンターチェーンです。とにかく幅広いアイテムを取り扱っているのが特徴で、安全帯やハンマー、作業着といった現場必需品は勿論、水筒、バッグなどのあると便利なアイテム。現場で急きょ足りなくなってしまった資材の補充など、様々な場面で頼りになります。とにかく必要なものを一式揃えたい!と思ったら、ココに来れば全て揃うはず!オンライン通販もやってるので、近くになければそちらも是非!http://www.vivahome.co.jp/ ワークマン CMを見たことある人、結構いるんじゃないでしょうか。「ワークマン」は現場系作業着の専門店。作業着、安全靴に関してはここに来ればまず間違いありません!作業着、安全靴は共に消耗品なので、長く、多く御世話になることでしょう!日本全国750カ所(!)に展開しているので、少し探せば家の近くにきっとあるはず! http://www.workman.co.jp/ モノタロウ 最後に紹介するのは通販サイト「モノタロウ」です。「現場を支えるネットストア」の謳い文句に恥じない圧倒的なアイテム数が特徴で、その数なんと700万アイテム!一般的なホームセンターが約20万アイテムと言えば、どれだけすごいかお分かりいただけるでしょうか・・・笑。値段も市販品と比べて全体的に安く抑えられているので、欲しい工具がある!でも近くの工具屋には置いてない!なんて時は是非、モノタロウの力を借りてみてください! http://www.monotaro.com/ いかがでしたでしょうか?入ったばかりの現場は誰でもしんどいもの。慣れない現場作業を耐え抜くには、気合と根性も大事ですが、それ以上にきちんとした準備が大切です!先輩からアドバイスを貰いつつしっかりと道具を揃えましょう!

根がらみ
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根がらみ【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 根がらみ ねがらみ 【解説】 縦地と縦地の根元を固める水平材のこと。手摺材を使い縦地の一番下のコマに設置する。 根絡みを組む際には水平器やメジャーを使い建物との離れ等を確認しながら組んでいく必要があり難易度が高い。更にその後の足場全体を左右する根幹部分でもある為、この部分の組み立てを職長に任されるようになれば、晴れて一人前と言えるだろう。 ちなみに根絡みを組んで行くことを「地を走る」という場合もある。 職長に「オレが地走るからお前らは間配りと立ち上げしといて」とよく言われれば、職長がスムーズに組めて手が止まらないようにある程度、必要な材料を読んで先に先に行動しなければならない。間配りが終わり手が空けば、そのまま後を追うように立ち上げも進めていく。こうやってチームワーク良く作業をこなしていくことで、より早く施工が終わることになるのだ。

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今日の現場 第五枚目 『木と鉄と』

――今日の現場には、厄介な強敵がいた。それが現場の目の前ににそびえる大きな木だ。 はっきり言ってすごい邪魔だが、かといってバッサリ切ってしまうわけにもいかない。 そうなった時に、組み方や部材を調節すれば、上手く避けてしまえるのが、クサビ式足場の強みだろう(当然相応に職人の技量は必要だが)。 結果出来上がったのが見事に好き放題伸びた樹木と金属の資材とが共存している、写真の光景だ。自然と人工の調和・・・なんて書くのは、ちょっと気取りすぎだろうか。 (撮影:Uカメラマン)

中さん手摺り
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中さん手摺り【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 中さん手摺り なかさんてすり 【解説】 膝の位置に手摺材を使用し、設置する高さ35cm~50cmの手摺のことを指す。 私たちクサビ足場の場合ではアンチをひいた上のコブに設置するので45cmの高さの手摺がこれに当たる。 これがあるのとないのでは、安心感・実用性共に全く変わってくる。 ちなみに筆者は職人たちがよく中さん手摺のことを「膝」と言うので、完全にこれを「膝」と認識していたのだが、 しかし安全会議等に行った時、「中さん、中さん」と周りが言っているので、何のことかと混乱してしまったことがある。 「中さん手摺り」と「膝手摺り」、どちらの呼び方も覚えておくようにしよう。

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メッシュシート【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 メッシュシート メッシュシート 【使用用途など】 ペンキなどが飛び散らないための飛散防止シート。 基本的に足場を架け終わった後はこのメッシュシートを足場全体に張ることになる。足場をシートで覆うことで作業中に誤ってペンキや工具などが外に落ちないようにしてくれるだけでなく、外観上の理由で来る近隣住民からのクレームを防ぐ意味合いもある。 ちなみに、このメッシュシート張りに際してよく言われるのが、シートの汚れである。足場の仕上げに張られるメッシュシートは言わば足場の顔も同じ。特に道路沿いなど人目に付く部分のシートは出来る限り綺麗なものを使用するように注意される場合が多い。張ったシートが汚いので別のシートに変えて!なんて言われることも少なくないので、くれぐれもシートの見た目には気を付けよう。

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安全板【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 安全板 あんぜんばん 【使用用途など】 安全鋼板、仮囲いとも呼ばれる。現場の囲いなどに使用する。 建設系や解体業などのヤードや、大規模工事現場、屋外でのイベント時などに敷地内を囲っているパネル、あれが「安全板」だ。見た目はシンプルだが、その分簡単に取り付け出来て、耐久性にも優れているのが特徴で、仮設の塀として活躍してくれる。 材質はアルミやガルバリウム鋼(アルミと亜鉛の合金)が主。基本的には無地の場合が多いが、中には自社のロゴが入っていたり、木や花、山といった自然のイラスト、キャラクターが描かれたものなども存在する。

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金網【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 金網 かなあみ 【使用用途など】  落下養生、或いは侵入防止養生の為の金網。主に後者として使われることが多い。  足場架設工事の施工中、もしくは施工後に気を付けなければならないことの一つが、第三者の足場内部への侵入である。子供たちが悪ふざけで入ってしまったり、架けている建物や隣地への侵入の補助に使われたりといった風に足場を勝手に利用され、結果事故や犯罪が起こってしまいでもすれば大問題となってしまう。そういった事態を防ぐ為に有効なのが、この金網を足場の根がらみ付近に取付ける措置である。この措置と「メッシュシート」張りを済ませてしまうだけで、足場侵入の難易度は格段に向上する。  ただし、侵入がしにくくなるのは作業員にも言えることで、一度侵入防止措置を行ってしまった後から新たに足場内に資材を搬入、足場の手直し・・・なんてことになってしまうと面倒この上ない。特に金網養生を求められるような仕様の厳しい現場では、くれぐれも手抜かりのない確実な仕事を心掛けよう。

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今日の現場 第四枚目 『異国の夜』

――彼は外国人実習生として、鳶の技術を勉強するためにベトナムからやってきた。 彼ら実習生はとにかく真面目だ。慣れない日本語が飛び交う環境で、高所での複雑な作業を覚えるのは簡単ではない。それでも、彼らは腐らずひたむきに仕事に向かう。自分のスキルアップ?母国に残した家族の為?それとも親方が怖いから?理由は当然人それぞれ。唯一共通して言えるのは、彼らが貴重な戦力で、大事な職人仲間だってことだ。 深夜だろうとお構いなしに煌々と輝き、賑わいを見せる日本の夜の街。彼はどんな気持ちでその景色を見ているのだろう。

架け㎡
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架け㎡【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 架け㎡ かけへいべい 【解説】  架設予定の足場の全長、全高から算出する足場面積、施工契約時の見積り金額の計算はこの数値をベースに行われる。  協力会社から工事の依頼が入った際、必ず行わなければならないのが工事の見積りだ。施工完了までにどれほどの人工数と資材運搬用のトラックを必要とするか、架設する足場にどの程度オプションを付けるか、どんな仕様の足場を架けるかといった様々なことを考慮したうえで合計金額を出すわけだが、これらの項目を考えるうえでなくてはならない情報が、足場全体の面積、「架け㎡」である。  架け㎡がわかることで大まかな資材の数量や、施工に必要な人工数、資材運搬用トラックの台数がすべてわかるようになる。そして必然的に施工全体の流れが読めるようになり、工期の算出も可能となる。足場の組立は、まず架け㎡を知るところから始まると言っても過言ではないだろう。

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今日の現場 第三枚目 『知恵と工夫』

――足場ってのは、何も四角い家やビルをグルリと一周架けるだけとは限らない。複雑な形の建物に足場を架ける時もあるし、敷地が狭ければ足場の仕様を変えたりして上手く避けなきゃいけない。ダクトや看板に手を付ける工事ならピンポイントにそこに届くだけの足場を架けて、なんて言われる時だってある。様々な注文、様々な現場に幅広く対応出来るのがクサビ足場の強みだ。 写真の足場は、そんなクサビの強みをたっぷり活かしていると言えるだろう。今回の工事内容は非常階段周りの補修。ちょっと複雑な造りだが、細かく調整が効くクサビならどうってことない。 足場の完成形、その正解は一つじゃない。如何に使いやすく、無駄なく、安全な足場を架けられるか。全ては知恵と工夫次第だ。

ユニック
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ユニック【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 ユニック ゆにっく 【使用用途など】 文字通りユニック(小さいクレーン)の付いているトラック。玉掛け済の資材束を一気にクレーンで釣り上げ、任意の場所に置くことが出来る。 このタイプのトラックが最も活躍するのは大量の資材を現場内で一度に搬出入する場面だ。大規模現場の乗り込み日に持ってきた資材を一気に全部降ろしたり、逆に現場に残っている資材を纏めて回収したり、他には資材のリース時などに積み込みの手間を大幅に短縮させることが出来るのだ。 ただし、ユニックには弱点もある。それはクレーンが車体に取り付けられているせいで積載荷重が通常より少なくなってしまっていることだ。トラックのタイプにもよるが、大体クレーン部分だけで1.5t前後の重量があると言われている。最大積載量を取るか、積み込みの手間を取るか、状況に応じてトラックを使い分けるといいだろう。

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イマトビ・カコトビ 第一回【SHUN(清木場 俊介)】さん

またまた突然始まった新企画「イマトビ・カコトビ」!このコンテンツでは、現在の仕事を始める前に鳶職人だった人、もしくはかつて別の職業についていたものの、現在は鳶として活躍している人を紹介していこうと思います!意外な経歴や名前が出てくるので、こんな人が鳶に!?と、ビックリすること間違いなしですよ! そんなわけで早速一人目の「イマトビ・カコトビ」さんを紹介していきましょう。今回はこちら! SHUN 本名:清木場 俊介 生年月日:1980年1月11日(36歳) 出身:山口県宇部市 現在の職業:シンガーソングライター 作詞家、作曲家   そう、皆さんご存知元EXILEメンバー「SHUN」こと清木場俊介さんです! 初代メンバーとしてATSUSHIとの二枚ボーカルでEXILEを現在の位置まで押し上げた立役者。2006年にEXILEを脱退した後は、ロックジャンルを主に唄うソロアーティストとして現在も活躍していらっしゃいます。情熱的で兄貴肌な彼は、現在でもEXILEメンバーに慕われており、特に相棒でもあったATSUSHIはSHUNのことを「本当に最高の相方だった」と話しています。 彼は中学を卒業後、一旦は高校に進学するも中退し、社会に出て働くことになります。その際に選んだ職業が鳶職人でした。その後わずか19歳にして建設系の会社を立ち上げ、20歳でEXILEのメンバーとなるまで、昼は会社社長として働き、夜の時間は詞の作成にあて、休みの日は修行のために街で弾き語りをしていたそうです。 規則正しく朝早くに始まり、夜は比較的早めに上がれる鳶の仕事は、毎日安定した時間を確保したい創作活動とは相性がいいのかもしれませんね。

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今日の現場 第二枚目 『出陣前』

  ――鳶の朝は早い。現場作業の開始時刻はだいたい8時~8時半。確実に間に合う為には最低でも7時台集合、遠い場合は6時にヤード!なんてこともざらだ。当然、のんびり家で朝飯を食ってる時間なんて、ない。 そこで頼りになるのが24時間営業のコンビニだ。早朝だろうと深夜だろうと、コンビニはお構いなしに門戸を開き、戦場に向かう職人たちの補給地になってくれる。写真の時刻は朝の6時半過ぎ、駐車場に停まる車はその殆どがトラックだった。この時間の店内を見てみても、やはりというか客の大半は現場系の男たちだ。 ここでの買い食いがないと、一日が始まった気がしないっすよ。そんな言葉が聞こえてくるぐらい、「朝のコンビニ」は出陣前の職人たちにとって、重要な儀式なのだ。 (撮影:Hカメラマン)

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今日の現場 第一枚目『最初の一枚、最初の一歩』

さあ突然始まりました新企画「今日の現場」!このコンテンツでは、有志ワカトビカメラマンたちが撮影してきた、現場でのイカした仕事風景や何気ない日常風景を、ちょっとした紹介文と共に掲載していきます。鳶職人志望の皆さんはこれを見て現場の空気を知るもよし!ワカトビたちは「あるよなー」なんて休憩中のちょっとした話のネタにするもよし!ベテラン職人のあなたは「まだまだこの足場を組んだ奴、俺に比べちゃ未熟だな」なんてニヤリとするもよし!肩の力を抜いてゆるーく見ていってください! ―――アンチ、それは足場を架けるうえで最も長く、多く付き合うことになる存在。鳶の世界に踏み込んでの第一歩目、新人は残らずこいつに苦しめられることになる。とにかくデカい、重い、持ちにくい。一枚約13キロのこの鉄の板、最初は一枚持って運ぶだけでもやっと・・・なんて奴は一人や二人じゃないだろう。 それがいつの間にか、二枚、三枚位なら平気で運搬するようになってしまう。中には四枚でも五枚でも担いで平然とトラックと現場を行ったり来たりする職人だっている。凄い?頑張ってる?何言ってんすか、俺が本気出したらこんなもんじゃないっすよ。そんな軽口を叩けるようになってくれば、鳶としてまずは第一段階クリアといったところだろう。(撮影:Hカメラマン)

平尾化建 城祐也
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第1回 営業力も鳶に欠かせない能力である

鳶になり今年で17年になるという城さん。10代でこの仕事に就き、現在は工事長という肩書きを持つ彼にとって、鳶の魅力はどんなところにあると考えているのだろうか。 10代の頃は、とにかく一番給料の良い仕事に就きたかったという城さん。先輩から「稼げるぞ」と誘われて鳶になった。確かに給料は良かったが、同時に「このまま続けられるのか?」と不安にもなったという。 「こんな重いモノをポンポンと持ち上げていく先輩たちを見ていて、バケモノに思えました(笑)。それほど最初は肉体的にキツかったですね」 しかし、やがて体力的にも慣れ、初めての給料は誘ってくれた先輩の言う通り良かったことが鳶を続ける理由の一つになった。 「それと、最初は周りの先輩がみんなヤンチャな、悪そうな人たちに見えたんですが(笑)、意外とやさしい人ばかりで。仕事を覚えると褒めてくれたり。そういった周りに恵まれたことも、頑張ろうと思えるモチベーションになりました」 同社はビルやマンション、工場、ショッピングセンターなどの大きな建物での仕事が多い。長い現場だと1年間通うこともあるという。 場所によっては朝早く出かけて夜遅く帰る日が続くことになる。12歳の娘と0歳の息子がいる城さんにとって、休日は家族とゆっくり過ごせる大切な時間となっている。 「休日は家族とショッピングセンターへ出かけて、買い物や食事を過ごすことが多いです。家族のために頑張って給料をもらうというのも、大きなモチベーションになっています」 さらに「仕事が終わってお客さんに『またお願いね』と言われると、やはりうれしいですね」 「職人である以上、きちんと安全な足場を仕上げるのは当たり前」と城さん。その上でいかに早く組み立てるか。そのためにはどんな段取りをすればよいのか。どう行動すればスムーズに無駄なく動けるのかなどを日々考え、行動している。その仕事ぶりがお客様の目に止まれば、次の仕事に繋がっていく。 「しかも、ただ黙々と仕事をすればいいんじゃないんです。お客様とのコミュニケーションも大切。それがまた次の仕事に広がったりしますから」 (tobione-0299) 最初は、周りの先輩たちがバケモノに思えるほど、ただ肉体的にツラかっただけのこの仕事。しかし今や城さんにとって、お客様から喜ばれ「次もよろしく」と言ってもらえるような、創意工夫のしがいがある仕事になっているようだ。

工期
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工期【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 工期 こうき 【解説】  工事期間、施工に要する期間。施工前に足場を初めとする各作業の担当会社と、現場監督の打ち合わせによって決定される。  幾つもの作業を並行して行う工事現場において工期は絶対だ。どこか一つの作業が滞り、期間が延びてしまうだけで、その作業が終わってからでなければ取り組めない作業全てが延期となってしまう。場合によっては数日足場を架けるのが遅くなったことで、全体の工期が一週間近く伸びてしまい、多くの会社に迷惑がかかる・・・なんてこともある。  工期決めは、施工前打ち合わせの際には最も優先して話される内容の一つだろう。

先行手摺
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先行手摺【知って得する!鳶用語辞典】

先行手摺りとは、足場を組み立てるときに、事前に安全帯取り付け設備(手すり)を設置する工法、またはその部材を意味する。 従来までは、安全帯を取り付ける設備を設けないまま、上段に移動して作業を行っていた。 もちろん、親綱を用いて作業をするが、その危険性と作業工程の増加から、大手ゼネコンではあまり歓迎されるものではなかった。 しかし、写真のような部材が開発されたことで、下段にいながら上段の安全設備を設けることが可能となり、従来の問題点は改善され、この工法を採用する現場が増加している。 使い方は、部材上部のフックを上段のコブにひっかけ、部材下部のフックを下段のコブにひっかける。この部材一つで「手すり」「中さん」「斜材(ブレス)」の三役を担うことができるので、作業の効率があがった。 ちなみに、この便利な部材でも問題点がある。それは、従来の手すり材よりもその構造から一度に運搬できる本数が約半分ほどになった点である。そうなると一日で施工できる面積が少なくなってしまうのだ。

積載荷重
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積載荷重【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 積載荷重 せきさいかじゅう 【解説】 積載荷重とは、足場業界の意味で言う1スパンあたりでアンチにかかる許容荷重の事を意味する。 足場の仕様によって、1スパンあたりに何kgまでの荷重に耐えられるかが決まっており、おおむね200kg程度であるが、できるだけこの数値には近づかないように気を付けなければならない。積載荷重の数値は、足場上には必ず掲示しなければならず、階段の踊り場などに設置されていることが多い。 余談だが、大柄な体格の職人が資材を担いで歩くとき、アンチが壊れないか気になるというのはよく聞く話である。

スパン
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スパン【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 スパン すぱん 【解説】 「スパン」とは、足場業界の意味でいう約1.8m間隔を指す。年配の職人だと、一間(けん)と表現する場合がある。 例えば3スパン(間)は、1.8mが3つなので、5.4mとなる。 この表現は、「1間手摺り」や「3スパントラス」などのように部材名でも使われることがある。 なれてくると、メートル表記よりしっくりしてくるので、日常会話で何気なく口にして相手を困らせることがないように気を付けたいものである。

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ロックピン【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 ロックピン ろっくぴん 【使用用途など】 「支柱」のジョイント部に付ける抜け止め金具。  ロックピンがついていると差し込んだ支柱が浮いてしまったり、不必要に回転したりすることがない。とはいえ支柱は手摺りで緊結されてしまえば固定されるので、架けの段階ではそこまで重要な存在ではないと言えなくもないかもしれない。この金具が最も効果を発揮するのは、足場の払しである。  払しの際には打ち込んだ資材を外すため、上方向に力が加えられる。当然手摺りが打ち込まれている支柱にも同じだけの力が伝わるわけだが、しっかり打ち込んである手摺りと比べ、差し込んでジョイントするだけの支柱は少しの力で抜けてしまいやすいのだ。全ての支柱にロックピンがきちんと取り付けてあるかどうかで、払しの安全性は大きく変わってくると言えるだろう。  ちなみに筆者は払し時にある作業員が6手を叩いていて、勢い余ってロックピンの付いていない36支柱ごと抜け、そのまま地面に落下してしまったというケースを耳にしたことがある。本当かどうかは定かではないが、間違ってもそんなことにはならぬ様、ロックピンの有無はしっかりと確認しておきたいものである。

水平ネット
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水平ネット【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 水平ネット すいへいねっと 【使用用途など】 水平ネットとは、建物と足場の間に設置する落下防止用のネットである。「ラッセルネット」ともいう。 足場上での作業中に、道具が落下して、下の作業員を負傷させてしまう飛来落下災害の防止、または、作業員の墜落災害の防止のために設置する。 サイズは、用途によってさまざまなサイズが用意されており、30cm幅の隙間をふさぐための細長いタイプや、新築工事の現場など大きな開口部をふさぐために使う8m幅の大型のものまで、多種多様である。 垂直ネットと混同しがちだが、用途はもちろん構造や耐久性などに違いがあるのでややこしいところである。 水平ネットを設置する際に、もう少しでゴール地点というところまでネットを伸ばしてきたのに、あと少しとどかずに悔しい思いをすることがあったりなかったり…

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ウインチ【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 ウインチ ういんち 【使用用途など】 荷揚げ荷下ろしする為の電動機具。同様の役割を持つ「滑車」と比べ、安定してより多くの資材を運べるため、特に高層足場においては重要な設備である。 ウインチを足場に取り付ける最大のメリットは、何といっても人工数の節約だ。通常、足場は高層になれば高層になるほど、資材を上まで運ぶのに人数を要するようになる。しかしウインチがあれば、ウインチが届く限り何層でも最低限の作業員で荷揚げ、荷降ろしが可能となるのだ。取付の手間や、ウインチそのものの購入またはリース費用を加味しても十分におつりがくると言えるだろう。 ちなみにウインチ最大の弱点は、「精密機械であること」かもしれない。使用する際にはどこかから電源を引っ張ってくる必要があるし、雨や漏電対策もしなければならない。何よりも、万一故障してしまった場合、現場の人間だけで修理するのも、すぐさま代替機を調達するのもまず不可能だ。面倒な思いをして取り付けたはいいものの、使用を始めてすぐに故障してしまい、結局取り外して滑車の力に頼らざるを得なくなった・・・なんて日には、がっかり感で仕事のモチベーションも下がってしまうはずだ(筆者はなった)。

Posted in 職人インタビュー, 平尾化建 工藤和也

第3回 新進気鋭の若職長 工藤和也さん(21歳)

 家で待つ大切な家族のために、現場で誰よりも熱心にハンマーを振るう若職長、工藤和也さん。最終回となる今回は、そんな彼が鳶という仕事をどのように捉えて、向き合っているのかを探っていく。 ――現場帰りのトラックで行われる濃密なインタビューもいよいよ佳境を迎える。次に筆者は、工藤さんが現場をするうえでどこを重視しているか尋ねてみた。すると工藤さんは短く一言、 「段取りっすね。」 現場がスムーズに進むかどうかは、職人個人の技量ももちろん大切だが、それ以上に、メインで組み立てを行う職人が欲しいと思った時に、欲しいと思った資材をすぐに手にすることが出来る環境を常に作っておくことだと彼は言う。どこで何の資材がどの程度の数量必要になるのかを、頭の中の図面を基に計算し、あらかじめ現場内に間配っておく。如何に作業の流れを止めないか、いかに無駄な時間、無駄な人員を作らないか。これが工藤さんの考える、職長という仕事のキモだ。 次に筆者は、工藤さんの今後の目標や展望について聞いてみた。果たして五年後、自分はどうなっていると思うか・・・工藤さんからはこれまた簡潔な答えが返ってきた。 「どんな現場もこなせるようになってたいっすね。」 彼は言う、「(今の会社から)独立して請けとしてやったりとか、具体的なことも一応考えてはいる。けど、そこはまだ先の話、今は何とも言えない。」と。ただ、ひとつだけはっきりしていることがある。どんな現場であれ、どんな無茶な要求であれ、文句ひとつ言わずスマートにこなしてしまう。将来そんな職人になれば、あとはもう幾らでも選ぶ道はある。だから今は、余計なことは考えずひたすら自分の腕を磨きたい。真っ直ぐで、無駄のない結論。まさに工藤さんらしい回答だと筆者は感じた。 最後に、筆者は工藤さんへインタビューの〆としてこんな質問をした、「あなたにとって、鳶という仕事はいったい何なのか」と。 工藤さんはそれを受け、しばらく考えた後、少しだけ照れくさそうにはにかみながら、こう答えてくれた。 「・・・誇りっすね。」 ――仕事へのやりがいを求めて鳶の世界に飛び込み、現状に満足せずより自分を高めようと考え、何よりも、鳶という仕事に誇りをもって臨んでいる。工藤さんはまさしく、「職人肌」と形容すべき方ではないだろうか。

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第2回 新進気鋭の鳶職人 工藤和也さん(21歳)

 鳶という仕事へのやりがい、そして実力に応じて得られる高給。この二つが、21歳にして大規模現場の職長を務める工藤さんの原動力だ。だが、話を聞いていくうちに、彼にはもっと別の大きな力の源があることが見えてきた。 家族という大きな支え 現場帰りのトラック内。すっかり日も落ち、すれ違う車のライトだけを照明代わりにインタビューは続けられる。 次の質問は、工藤さんの休日の過ごし方についてだった。知っての通り、鳶は現場系の仕事でも特にキツい職種だが、それ以上にワカトビたちは同世代の若者と比べても非常にエネルギッシュだ。休日ともなると仕事の疲れなどどこへやら、全力で趣味に興じている人も少なくない。ところが、工藤さんから返ってきた答えは少し意外なものだった。 「家族と買い物っすかね。」 現在工藤さんは結婚しており、更には8か月になる長男に現在奥さんのお腹にいる子も含めると、二児の父なのである。年齢に似合わぬ堂々とした振る舞いや落ち着いた様子は、一家の大黒柱としての責任を感じ、日々仕事を真剣にこなしていくうちに身に付いたものなのかもしれない。 ちなみに、「自分かなりのイクメンっすよ(笑)」とのこと。平日は遅くまで仕事に取り組んでいて家族団欒に時間を割けない分、休日になると家族を連れて近くのレジャースポットに遊びに出かけたり、現在免許取得中の奥さんに代わり、日中お子さんの面倒を見たりと家族サービスに余念がない工藤さん。どうやら家族の前では、現場での厳しい親方といった雰囲気からは想像もつかない、アットホームな優しいパパっぷりを発揮しているようだ。 目の前の仕事に全力で取り組む。それは社会人としてあるべき姿ではあるが、現実として、毎日毎日途切れることなく与えられる役割を、常にモチベーションを切らさず続けていくのはなかなかに難しい。だが、それを工藤さんは「普通っすよ」と簡単に言ってしまう。彼の鳶という仕事に真面目に向き合い、いついかなる時も情熱を燃やして現場に立とうという姿勢。それを支えている存在の一つに、家で自分の帰りを待つ大切な家族がいるのではないか、そんな風に私には映った。 次回はいよいよインタビュー最終回。工藤和也という人間が「鳶」にかける思い、そのすべてを明らかにしていきたい。 レジャースポットにて家族3人揃っての一枚。ちなみにバイクに跨る男性は家族ではなく蝋人形とのこと(笑)

内部足場
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内部足場【知って得する!鳶用語辞典】

【読み方】 内部足場 ないぶあしば 【解説】 階段内に組む簡単なものから、これどないして組むん?みたいな足場まで。建物内に組む足場のことを内部足場と言います。 立体駐車場の中を組んだ時は、作業着が油まみれで真っ黒になってテンションがダダ下がりで、コンビニに入るときも汚すぎて気を遣いました。くれぐれも汚れるのが予想できる時は、僕みたいに白い作業着を着て行かず黒い作業着を着ていきましょう。 また駐車場の中なら頑丈なので多少材料が当たっても大丈夫なのですが、一般住宅の中等は傷をつけるとダメなのでベテランの職人が行くことが多いです。

トラス
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トラス【知って得する!鳶用語辞典!】

トラス 出入り口などの開口部に使用する資材。2スパン、3スパンなどがある。 トラスのことを梁枠と言う方もいるので、打合せ時は注意が必要です。 (むしろ打合せに行くと梁枠と言う方の方が多いです。) このトラスは重量があります。3スパントラスなんて運ぶのもしんどいです。 入りたての時に教えてもらったエピソードが、かつて職人で3スパントラスを取り付ける際に重すぎて 「無理無理無理!!」と言いながら手を放し、トラスの片方を持ってる職人が一人で支えながらブチ切れていると言う話があったそうです。 このトラス、、、それくらい重いです。

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新人鳶職人が見た!足場の風景 第二回(後編)

新人鳶職人が見た!足場の風景。第二回は群馬県の食品系工場にあるタンク内に設置したくさび式足場のお話です。 資材の搬入からして一苦労なM君。いよいよ足場組立にかかりますが・・・ タンク内での足場組立作業を行うにあたり立ちはだかった障害・・・それは、「酸素濃度」である。 人間が普段地上で暮らしているときに吸っている空気は、酸素濃度が約21%と言われている。 この数値が少しでも下がると、頭痛や吐き気を起こし、最悪の場合、筋肉がけいれんして死に至るのである。(ちなみに人間が活動できる最低限の酸素濃度は18%と言われている) 作業を行うタンク内は、液体を扱うために密閉度が高いので空気がほとんど通らない。 そのため、送風機にビニールの管を装着し、タンク内に空気を送り込むのである。 タンク内に入る前に、酸素濃度計で安全であることが確認できたら、いざ足場の組み立てである。 資材の搬入は、タンク上部にある人ひとりがやっと通れる程の幅の注入口から行う。 周囲の機械にぶつからないように、細心の注意を払わなければならない。 攪拌機のタービンが足場と接触しなように、資材の配置や割り振りを行う。 普段は、軽やかに足場を移動する親方も、一つ一つ確認しながらの慎重な作業が続く。 そうして組みあがったのが、写真の足場である。 この日は、複数ヶ所のタンク内に足場の設置を行った。 街中でよく見かける足場以外にも、今回の現場のように見えないところでも足場は活躍をしている。 それよりも…「この送風機の管を抜いたら、俺はコロッと死んじゃうからね」とにこやかにブラックジョークを飛ばしながら、タンク内に入っていく親方の姿が、なんだかいつも以上に頼もしく感じたのであった。 足場はありとあらゆる建物での工事に必須の存在です。中には今回のように、高所とはまた違った危険な環境下での作業もあり得ます。そんな大変な仕事であろうと、悠々とこなしてしまう親方の背中を見て、ワカトビたちは成長していくのかもしれませんね。

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新人鳶職人が見た!足場の風景 第二回(前半)

「日本に建造物があればあるだけ、親方の数だけ足場がある」 新人鳶職人として、さまざまな現場に足を踏み入れ、さまざまな親方との出会いがあった。 自分の腕を磨くために、少しでも親方たちの技術を盗もうと話を聞くが、どの親方もみんな最後に同じ言葉を残す。 「自分なりのやり方を見つけていくのが、小方の楽しさじゃないだろうか」 第二回目の今回は、群馬県のとある場所、食品系工場内にあるタンクの内部に設置されたくさび式の足場。 タンク内の攪拌機を整備するために使用する足場だそうだ。 写真で見る限り少し地味な風景ではあるが、注目すべきはその現場のルールだ。 まず驚かされたのは、現場までの移動ルートである。 トラックと足場架設現場は、100mにも満たない距離であるが、食品を取り扱う工場ということもあり、移動ルートで厳しいルールを守らなければならない。 そして、工場敷地内を移動するために、一人三足の靴を用意しなければならなかった。 一足目は屋外を移動するために、二足目は工場内を移動するために、そして三足目は架設現場がある製造室内を移動するために使うのだ。 それぞれ履き替える場所も決められており、靴を履き替えたら隣接するエアーシャワールームを通りゴミを落とす。 もちろんだが、服装も泥だらけの作業着を出来る限り避け、頭にはビニールの衛生帽を着用しなければならない。 このような厳しいルールの下で資材を搬入するので、本来なら数十メートルで済む運搬が、数百メートルも工場内をグルグルと迂回しなければならず、かなり骨が折れる作業であった。 きつい搬入作業の後に待ち受けてたのは、これまた骨が折れる足場組み立て作業であった。 この一文を読んで、「いつものことじゃないか」とお思いかもしれないが、普段行う作業とはまた違う意味で苦労したのである・・・ 足場は必ずしも建物の外に架設するとは限りません。時には今回の現場のように、建物の内部に足場を組まなければならないこともあります。そしてたいていの場合、建物内部での足場工事には面倒なルールがついてくるんですよね・・・笑 さて、いよいよ足場組立に取り掛かろうとする鳶人記者M君。そんな彼の前に現れた、思いもよらぬ「障害」とは!?後編にご期待ください!

ローリング足場
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ローリング足場【知って得する!鳶用語辞典!】

【読み方】 ローリング足場 ろーりんぐあしば 【解説】  支柱の下部にジャッキの代わりにキャスターが付いている移動式足場。  一言でいえばタイヤがついたヤグラ。低めの天井や細かい部分への作業を行う際、足場を組むほどの量はないが、作業箇所が広範囲に渡っている場合によく利用される。  好きな場所に足場を移動させながら作業が出来るのは非常に便利だが、キャスターのストッパーをしっかりと管理していないと、ちょっとした衝撃で勝手に動いてしまうため、扱いには気を付けなければならない。特に床が滑らかな室内や傾斜のある現場では暴走が起こりやすいので、細心の注意を払う必要がある。